しばらく前に、
「何も心配する必要のない社会」を描きたくて『ギヴァー』の前半というか、3分の1ぐらいは書いた、というようなことを著者のロイス・ローリーさんが語っていたことを書きました。
そこで描かれている社会と、谷川俊太郎さんの有名な詩
「生きる」を比較しておもしろいことがわかりました。
谷川さんの詩にあるものが、何一つジョナスのコミュニティには存在しないのです。
谷川さんの詩には書いてありませんが、ジョナスのコミュニティにあったのは「川は流れる」ということ、ぐらいです。
ということは、「何も心配する必要のない社会」=生きていない社会。
なんと恐ろしいこと!!!
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