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2021年7月17日土曜日

自民党総裁および党と、有権者の大きなギャップ

 自分が見えていない!

 https://www.asahi.com/articles/ASP7K3DR4P7KUTFK001.html (自民党総裁選「出馬は当然のこと」 再選に意欲) と

 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6399002 (菅内閣の支持率30%、発足以来最低)

というギャップです。

 能力が伴わないのに、自信だけは変わらないようです!

 有権者の多くが、リーダーの器ではないと、すでに見限っています。

 そんな中、自民党が菅さんを再選してしまうということは、国民に背を向けている、としか言いようがありません。

 もちろん、すでに「ノー」を突きつけているのに、間接的な党内の制度で国のリーダーになってしまうということは、その仕組み自体が機能していないだけでなく、自民党という集団も機能していないことの証明です。(そういう仕組みを、いったい私たちはいつまでやり続けなければならないのでしょうか?)

 7月6日にも書いたように、似たような状況は、すべての選挙で起こっています!


東京オリンピック、盛り上がっているのでしょうか?

テレビも新聞も見ないので、まったくそんなのがあることすら分からない状態にあります。


そんな中で、こんなニュースを見つけました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6abace1036f8d89d118ff126526d11a6175614bb

読んでみると、そのほとんどは常識的に、多くの人がこれまで危惧していた内容!
それをその分野の権威が明らかにしてくれただけ。
しかし、何の根拠もなしに、安心安全を壊れたレコードのように言い続ける菅さん(やIOC)は、この可能性を単に無視し続けているだけ?? そうならないことを念じつつ・・・そうなってしまった時の責任は果たしてどういう形でとるつもりでしょうか?? (やってしまったもの勝ちですから、秋の衆議院選で惨敗という結果だけでとるのだと思います。それ以外に考えられますか? しかしそれでは、コロナで亡くなるかもしれない人たちへの責任は???)

2021年7月9日金曜日

これって、まさに日本の国語教育の失敗の証明?

 https://news.yahoo.co.jp/articles/5eb31a42920cd43270f542481503b3b6a7db27db


    点数は取れても、中身がない! ほとんど何も残らない!      

 もっと言えば、教育不在!?      

 さらには、リーダーシップなしのトップを出さざるを得ない制度の問題?      

 いずれにしても、深刻な問題ばかりが山積みです。



2021年7月6日火曜日

投票率50%以下で、選挙としての価値はある?

 あなたは、次のグラフを見て、どのような感想をもたれますか?

 


 すでに機能していない選挙という仕組み」というのが、私の第一印象です。

 過半数の確保を選挙では大事にしていますが、半分以下の人しか選挙をしていないということは、4分の1の人しか指示をしていないことを意味します。逆に言えば、4分の3は(無関心を含めて)指示していない!

 

 1970年代ぐらいまでは、なんとか機能していた、と言えるかもしれませんが、その後は・・・・特に、90年代以降は、すでに半分の人が選挙離れを起こしたままが続いています。

 

 自分自身の経験を振り返っても、これまで都議選、都知事選、市議選、市長選、衆院選・参院選のすべてで、「選択肢が提供されていた」という記憶は一切ありません。要するに、「投票したい人や政党」「投票できる人や政党」が存在しない、のです。

 

 なんとか、いろいろ考えた末、投票しても、その結果は何も変わらないことが繰り返されれば、わざわざ投票しに行くなどという時間を無駄にすることはしなくなります。(その集大成が、上の表なのだと思います。)基本的に、「誰が議員や首長になろうと、何も変わらない!」が続います。

 

 候補者たちは、有権者にとって、単なる4年に一回騒音公害をまき散らす存在以外の何ものでもありません。(候補者たちも、その行為を一体どのように捉えているのでしょうか? 議員や首長たちにぜひ聞いてみたいものです。バカらしいことをしなければならない時期と捉えているのか? それとも、そのわずか一週間をやり過ごせば、残りの四年間は楽に=ほとんど何もしなくても、高額の給料や特権がもらえる、と位置づけているのでしょうか?) 有権者にとっては、基本的に何の意味のない(というか、うるさいだけの)迷惑期間でしかないことが続きます。 

 

しかし、この状態が続く限りは、何も好転しないことも確実です。

 議員や首長たちは、投票率が高かろうが、低かろうが関係ないですから(おそらく、低い方が得している人たちが、現行制度を維持していて、改めることの必要性すら頭をよぎらないのでしょう!)。

 価値のない選挙をやり続けるために、税金を注ぎ込むことは、とてもおかしなことです。それが民主主義の維持や発展につながるか否か自体定かではありませんから。

 

 今回のオリンピックにしても、約8割の人がコロナ禍で実施すること自体を疑問視しているにもかかわらず、自民党内のごく一部の人たちによって、「世論が正しいことない」の一点張りで、「安心安全に実施します」のお経を唱える形で「なし崩しに」実施されようとしています。もし、実施することで何人もの命がなくなることになった場合、そのお経を唱えていた人たちは、いったいどのような形で責任を取ると考えているのでしょうか?(「やったもの勝ち」で、これまでの安倍さんの森加計問題や桜を見る会問題のように、時が経てばうやむやにできるだろうと、最初から「たかをくくっている」のでしょう! なにせ、建前的には「選挙で有権者の信任を得ている」ことになっていると彼らは解釈しているわけですから。)

 

 話が逸れましたが、この例からも分かるように、選挙と民意がズレている状態が続いていることは、社会としてよくないということです。

 自分が社会に貢献しているという意識がもてないのですから。

 政治家はもとより、マスコミなども含めて、今の状況を改善する努力をしない限り、よい社会、よい日本はつくり出せないでしょう。(前回の書き込みのようなことを、自民党の元代表が言ってしまうのは、とてつもなくおかしなことです。分断化を煽っているのですから。★)

 そして、もちろん「誰か」に期待したところで何も変わらないのが世の中ですから、「自分」にできることは何かを考え続け、やれることをささやかに実行していくしかありません。


★ こんな発言をする人および党に、あなたは投票しますか?

2回も職場放棄をした人が、ほとぼりが冷めた時期に3度目を狙っているそうな・・・それこそ、日本のためによくないと思います。