しばらくぶりの「関連ある本」です。知人が以下の2冊の絵本を紹介してくれました。
○ヤクーバとライオンⅡ/ティエリー・デデュー
両方とも、とてもいい内容でした。オススメです。
読んですぐに思い出したのは、『ギヴァー』でした。
絵本のテーマが、勇気と信頼だからです。
私が『ギヴァー』を復刊した理由は、まさにこの2つのテーマと言えます。
(他にも、様々なテーマを扱っているのですが!
この本ほど、哲学的な本もないことをすでに発見しています。
何といっても、この本を読む前は池田さんの『14歳からの哲学』は読めなかったのに、『ギヴァー』を読んだあとは、スラスラ読めてしまいました。というか、読む必要がないとすら、思ってしまいました。1冊の本で、これだけの変化が可能なんですね!! 扱っているテーマが同じなので。)
絵本のヤクーバと同じような人が、この日本にも、あらゆる領域でたくさんいると思うのです。
学校というか、教育の世界も含めて。しかし、先生たちの多くは、どういうふうに勇気と信頼をもった行動が取れるのか、わからない状態に置かれています。
ジョナスの行動こそが参考になる、と思っての再刊でした。
日本の教育、そして日本の社会は、そういうところまで来ていると、私は思っているので。
以上はあくまでも、再刊した者の想いです。
読み手は、本から読み取れるものを自由に引き出してくれればそれでいいのです。
上の絵本2冊と同じように。