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2020年9月23日水曜日

柚月裕子さんの本と『ギヴァー』との接点  

 柚月裕子さんの「佐方貞人」シリーズを読んで面白いので、他の本を読み始め、『慈雨』に出会いました。 

 『ギヴァー』との関連で見いだした一節を紹介します(数字は、ページ数です)。

133 人生は不条理なものだ。人は自分の意思とは関係なくこの世に生を享け、産み落とされる。人に、生まれる場所や時代の選択権はない。まして、親を選ぶことなどできない。生まれながらにして不幸を背負わされている者もいれば、誰の目から見ても幸福が約束された環境に生まれる者もいる。世は理不尽だ・・・・

 

173 「人生はお天気とおんなじ、晴れるときもあれば、ひどい嵐のときもある。それは、お大尽さまも、私みたいな田舎の年寄りもおんなじ。人の力じゃどうにもできんけんね。ほんでね、ずっと晴れとっても、人生はようないんよ。日照りが続いたら干ばつになるんやし、雨が続いたら洪水になりよるけんね。晴れの日と雨の日が、おんなじくらいがちょうどええんよ。

174 鶴が言いたいことはわかる(なんと、発言者の名前は「千羽鶴」さん。結婚した相手が「船場」ではなく、たまたま「千羽」だった!!)。人の幸、不幸は他人にはわからない。周りから見て幸せそうに見える人にも、人知らず抱えている悩みがあることは、この歳になれば知っている。自分の人生に満足している人間や、悔いがない者などいないと思う・・・・


 これからもまだ数冊、柚月裕子さんの本を読んでみます。


 


 

2020年9月10日木曜日

国民と自民議員との大きなギャップ

https://news.yahoo.co.jp/articles/662af2fa3649b066e11698d53cb3a4ef85518414

どのアンケートを見ても、菅、石破、岸田の3人の総裁候補者の中で一番人気は石破さん。

それに対して、自民党の議員たちだけが、菅さんを圧倒的に支持しています。

このギャップは、なんでしょうか?

 

それは、国民は未来の日本を見て判断しているのに対して(その中には、「安倍疲れ」も含まれています。また「あれと同じが続いたら、たまらない!」と。「まるでプーチンとメドベージェフ」と世間では揶揄されているぐらいです)、自分党議員だけは次の選挙のことしか考えていません。このギャップです。

どちらが、政治家の資質を持っているのでしょうか?

政治家とはいったい何でしょうか?

単に、税金の無駄遣いをする存在でしょうか?

それに輪をかけて、菅さんになったら、即解散総選挙だそうです!

 

こんなことは、ギヴァーのコミュニティーでは起こりません。