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2015年12月6日日曜日

チャールズ・ディケンズの『二都物語』の書き出し


そうです、あの有名なやつです。初版は1859年です。

●まずは、英語バージョン
It was the best of times, it was the worst of times, it was the age of wisdom, it was the age of foolishness, it was the epoch of belief, it was the epoch of incredulity, it was the season of Light, it was the season of Darkness, it was the spring of hope, it was the winter of despair, we had everything before us, we had nothing before us

以下の2つは、どなたの訳だか控えておくのを忘れました。(教えていただけたら、クレジットを入れます。)

●和訳 1
「それはすべての時代の中で、最良の時代であり、最悪の時代でもあった。英知の時代であるとともに、愚鈍の時代であり、信念の時代でもあったし、不信の時代でもあった。それは光の季節でもあれば、暗闇の季節でもあったし、希望の春でもあれば、絶望の冬でもあった。」

●和訳 2
それはおよそ善き時代でもあれば、およそ悪しき時代でもあった。
知恵の時代であるとともに、愚痴の時代でもあった。
信念の時代でもあれば、不信の時代でもあった。
光明の時でもあれば、暗黒の時でもあった。
希望の春でもあれば、絶望の冬でもあった。
前途はすべて洋々たる希望にあふれているようであれば、また前途はいっさいの暗黒、虚無とも見えた。
人々は真一文字に天国を指しているかのようでもあれば、また一路その逆を歩んでいるかのようにも見えた。
要するに、すべてはあまりにも現代に似ていたのだ。


 いずれにしても、150年以上たった今も、同じことが言えてしまうのですからスゴイです。私たちは進歩しているのでしょうか?


 ギヴァーのコミュニティは、ジョナスのアクションで前に進むことができたのでしょうか?


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