久しぶりの「関連のある本」です。
『わが道はチベットに通ず』サブリエ・テンバーケン著を読みました。
盲目のドイツ人女子学生が、チベットの子どもたちのために、ラサに盲学校を開校するという話しです。
とてもいい本なので、オススメです。
最初は、私が印象に残った部分の抜書きを考えたのですが、彼女の生の声をそのまま伝えた方がいいと思ったので、コピーさせてもらいました。(これだけの量のコピーはまずいなら、教えてください。削除しますので。)
人生を歩む上で、仕事をする上で、いろいろな意味で、大切なことが詰まっていると思います。
残りのコピーは、彼女がドイツの国(途上国援助を司る部門)とNGOと決別する箇所です。当初、彼女は国の援助をもらうのが一番手っ取り早く、その手段としてあまり考えることなく(かなり適当に)その受け皿となるNGOを選びました。そのしっぺ返しが数年後に来たわけです。しかし、決別以後は、逆に順調に進んでいるようです。
パウル、ノルドン、アニラは、チベットの現地スタッフ。パウルは彼女のパートナー(オランダ人)です。
これを読んでいると、日本の国内の諸々の関係に当てはまったしまう気がしました。
たとえば、文科省と中間に入る教育委員会と学校との3者の関係などです。
決別した方が、はるかにいい教育は実現します!!
『ギヴァー』のコミュニティにも、こうした必要のない関係というか、ゆがんだ関係はあるかな??
0 件のコメント:
コメントを投稿