『スウェーデンの小学校社会科の教科書を読む』ヨーラン・スバネリッド著を読みました。
社会とは何か? そしてその中の自分とは何で、どういうふうに行動するのがいいのかを考えさせてくれます。★
それに対して、日本の社会科の教科書は、知識のオンパレードだけで、考えさせるということは皆無です。(サブタイトルに、「日本の大学生は何を感じたのか」とあり、その大学生たちが言っていることですから、間違いありません!)
考えさせない教育があり、その結果としての社会がある、へんに納得してしまいます。
別な言い方をすれば、教えるべきことを教える国と、教えるべきことをあえて教えない国の違い、ということになります。
★ そこには、必ずしも正解はないかもしれません。(ない方が多いと思います。)しかし、考えることこそが大切なんだと思います。しかし、日本の教育では「正解のないものは教えられません」ということになっています。すべてがすべて、試験を中心に教育が行われているとことの結果です。
0 件のコメント:
コメントを投稿