2012年10月18日木曜日
選ぶ・選ばれる・選ばない
Tさんとのやりとりが続いています。
◆Tさんからのメール:
「選ぶ」という行為は難しいな~と最近思っています。
私は優柔不断なので、食事のメニューを選ぶときなど
「おすすめ」とか「本日の日替わり」などをつい選んで
しまいます。
すべてのメニューから選ぶのが面倒なので。
私の今の人生もそんな感じで選んできたようで、
何かぞっとします。
◆私からのメール:
「選ぶ」「選ばれる」「選ばない」は、『ギヴァー』の
テーマのような気がしますので、私も考え続けたいと思います。
幼稚園・保育園や小学校時代から、選ぶ練習というのは
ほとんどしないのが、日本の学校の一大特徴だと思います。
たとえば、書く時や読む時も、作文のテーマは先生から
提示されるし、何を読むべきかも先生から提示されます
(教科書教材や課題図書の形で)。
作家のサイクルや読書のサイクルで、一番大切なのは、
最初の題材選びや選書(自分が読みたい本を選ぶ)なの
ですが、日本ではこの書き手や読み手が自分で選ぶ練習
というのは一切やりません。
これらが書く時や読む時の8~9割を占める大事な能力
なのに。
まさに、『ギヴァー』のコミュニティと同じ?!
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