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2015年4月16日木曜日

機能していない、日本の代表制民主主義 の続編



平均年収2千万!地方議員、怠け者の楽園 議会は年間わずか数十日で日当、議員年金

それに対して、「諸外国では、地方議会は土日や平日夜に開かれます。一般の会社員が無給か日当制で議員を務め、せいぜい多くても年間50万円程度の報酬というのが常識です」

日本では、年間報酬総額だけでも約3500億円をドブに捨てています。
それ以外に、機能していない議会を維持するためにどれだけの経費を税金で無駄遣いしているのでしょうか? (そもそも、「税金の無駄遣い」をしているという感覚をもっている人は、どれくらいいるでしょう?)

上の数字には、首長や国会議員等は含まれていませんから、さらに額は増えます。


2015年4月14日火曜日

投票率の低下に歯止めがかからず



県議選は、41道府県のうち28府県50%に達せず

知事選等も、状況はほとんどかわりません。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFK13H1C_T10C15A4000000/
 
半分の人が投票しませんから、過半数を得たとしても、25%の人の信任を得るに過ぎない状態です。それで国政、県政、市制等を動かし続けていいのでしょうか?

この状況は、有権者の多くに「選択肢が提供されていない」という意識があると思いますし、「どうせ投票に行っても何も変わらない」という意識もあると思います。

代表制民主主義の危機というよりも、もはや終焉ととらえて、選挙に変わる方法を模索するべき時に来ていると思うのですが・・・・・。それとも、機能していると言えるでしょうか?

2015年4月12日日曜日

タイトルなしのイラスト

以前紹介したことがある『ワールド・スタディーズ』は、学べることが盛りだくさんの本なのですが、一つ忘れられないイラストがあります(147ページ)。

タイトルは、なしです。

いま日本で起こりつつある諸現象を言い当てていると思いませんか?

ひょっとしたら、いつの時代にもあったことなのかもしれません。
それも、多くの場合は、「教育」という名の下にやられる場合が少なくありません。
している人たちも、「よかれ」と思ってしているのですから、止めるのは難しいです。


2015年4月4日土曜日

見えない形での洗脳!



これ、ご存知でしたか?

イーライ・パリザー:危険なインターネット上の「フィルターに囲まれた世界」

こわさでは、こちらの方が前回紹介した洗脳よりも、はるかに上手かもしれません。
見えませんから。
前回のは、見ようと努力をすれば、見えてきます。聞こえてきました。
しかし、こちらのネット検索は見えません。
あたかも、それが真実という形で提示されます。
他には、何もないがごとく。

情報のいい流通が、民主主義には欠かせないわけですが、ネットは、基本的に自分にとって都合のいい情報しか流さなくなる(受信できなくなる)傾向が強くあるということです。
グーグルにしても、ヤフーにしても、フェイスブックにしても、一人ひとりに提供してくれる情報は異なります。(私たちは、同じものと思いがちですが。)世界の情報を伝えてくれるというよりは、その人が欲するであろう情報を判断して提供してくれています。(受信者は、それを世界だと思ってしまいがちですが。)この事実が何をもたらすのでしょうか?

そこで、何を基準に情報の価値のあり・なしを決めたらいいのかという基準が大切になります。個人レベルでも、マスコミ・レベルでも、ネット・レベルでも。

2015年4月1日水曜日

洗脳はコワイ!!



その具体例の一つ。

あなたは、ニッポン派? それとも、ニホン派?

NHKのアナウンサーたちは、どうもそれをされているようです。
もちろん、視聴者を洗脳することが目的なわけですが。

朝食を食べながら、「マイあさラジオ」を聴いていたら、7:30ごろに海外支局からのニュースとして、「ベトナム女子代表チームの監督に日本人が就任」を伝えてくれた支局の人が、最初の方では、「ニッポン」「ニッポンジン」を連発していたのに、途中から「ニホン」「ニホンジン」に切り替わりました。

NHKでは、ラジオだけでなく、テレビでも、アナウンサーたちに「無理やり」日本や日本人を「ニッポン」と「ニッポンジン」と読む、あるいは言うように指導しているようです。そうとしか、聞こえませんから。上の例が示すように、記者やアナウンサーたちも意識しない時は、「ニホン」や「ニホンジン」と言うのに、意図的に仕向けているわけです。

何か、特別な理由ないし方針があるのか、あなたは考えたことがありますか?
(ひょっとして、ニッポン大好きの安倍さんの入れ知恵? 会長人事がお友だちのゴリ押しでやれちゃうぐらいですから・・・)

ある意味では、NHK職員を洗脳した上で、視聴者を洗脳しているわけですから、それなりの背景があるとしか思えないわけです。

あなたは日本で行われている他の洗脳事例として、どのようなものがあげられますか?★自分だけでも、こういうことを意識もっていないと、多数派はドンドンつくられるわけです。「洗脳」によって。そして、いつのまにか「非国民」にもされてしまう!?
どうも、「自由」でありそうで、「自由」でない部分が広がっているようです。

以上は、エイプリル・フール? それとも、事実/真実?

『ギヴァー』の社会とあまり変わらないことが、この日本でも確実に起こりつつある、そういう気がします。


★ 私がすぐに思いつくのは、授業や学校の中にはびこっているたくさんの悪習=洗脳です。それらも、別に学校の先生たちが悪いのではないのでなくて、社会の縮図というか、マスコミも含めた社会からの圧力としてやっている部分が多分にあるので、学校と社会はコインの裏表の関係にあるとしか言いようがありません。

★★ 書名とはまったく関係ない「ニホンとニッポンの真相」という章が、『東京ふしぎ探検隊』という本の中にあり、数字を明らかにしながら、ニホンとニッポンについていろいろ教えてくれていますので、興味のある方はご覧ください。