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2021年3月31日水曜日

絵本『カールはなにをしているの?』デボラ・フリードマン作・絵

ミミズのカールは、くる日もくる日も土をほり、かれ葉をたべ、食べては出してをくりかえしています。ある日、野ネズミにどうしてそんなことをしているのかとたずねられ、こたえをさがす旅にでました。でも、ウサギやキツネ、リスなど、誰にきいてもわかりません。そのうち月日はながれ……     

最後に、「あなたは地球にどんな役割を果たしているの?」と問いかけています。  

https://thegiverisreborn.blogspot.com/search?q=%E3%83%9F%E3%83%9F%E3%82%BA で、ダーウィンがらみのミミズに関することが読めます。

 

2012年10月27日土曜日

『時代を変えた科学者の名言』 2



53 ベンジャミン・フランクリン
・仕事を追え。仕事に追われるな。

64 ヨハン・ヴォルフガング・ゲーテ
・ 青年は教えられることよりも、刺激されることを浴す。
・ 自分一人で石を持ち上げる気がなかったら、二人でも持ち上がらない。
・ お前の本当の腹底から出たものでなければ、人を心から動かすことは断じて出来ない。
・ 行動がすべてだ。栄誉に価値はない。

78 チャールズ・ダーウィン
・ 原因を探求し続ける力が、人を発見者にする。
・ たとえ自分ではどんなに気に入っている仮説でも、それに反する事実が明らかになれば、すぐにその仮説をすてられるよう、つねに心を自由にしておく努力を重ねてきた。
・ 1時間の浪費を何とも思わない人は、まだ、人生の価値を何も見つけていない。
・ もしミミズがこの世からいなくなったら、植物は滅亡に瀕するだろう。 → 人間も!?

82 フローレンス・ナイチンゲール
・進歩のない組織でもちこたえたものはない。

87 ルイ・パスルール
・ 若者は、自分達が教えを受ける教師の光輝に駆り立てられ、鼓舞されるものだ。
・ 青年に神聖な火を伝えるためには、自分自身が聖なる火に充ちていなければならない。

88 アンリ・ファーブル
・ 見ることは、知ることだ。
・ まず考えること、辛抱強く考えつくすこと。人間は自分で探し求め、発見したことしかよく覚えていることはできない。

2010年10月23日土曜日

『ギヴァー』と関連のある本 48

 トマさんが紹介知れくれたレオ・レオーニの『どうする ティリー』です。

 レオ・レオーニの作品は、これに限らず『ギヴァー』のジョナス的な役割を主人公が担っているものが少なくないと思いますが、ティリーは大きな壁(それは、誰がいつ作ったものかわからない!)の存在をまったく意識しない他のねずみたちと違い、強く意識し、そして壁の向こう側に何とかして行きたいと強く願う存在です。ティリーは、クリシュナムルティが言っていた「絶えず探究し、絶えず観察し、絶えず学んでいる」存在でした★。実際に、仲間たちの協力も得て、のぼってみたり、くぎでさしたり、そして夜は眠らずに壁の向こう側の世界を夢見たりしました。

 そんなある日、壁の近くでミミズが地面に潜っていくのを見かけました。「これだ!」とティリーは思い、夢中で穴を掘り始め(一人でというよりは一匹で)、そして壁の向こう側にたどりついたのです。壁の向こう側にも、自分の同じ普通のねずみたちがいました。そして、壁のこちら側と向こう側のねずみたちの交流が始まったというお話。

 さて、ジョナスは自分がいたコミュニティと「よそ」との間の交流を作り出すことはできるのでしょうか?

★ これは、「探究のサイクル」であり、これができる人を「自立した探究者」ないし「自立した学習者」と言えると思います。残念ながら、これらも日本の教育の目標には掲げられていません。ですから、12年あるいは16年以上学校や大学で過ごしても、「自立した探究者/学習者」「自立した市民」は期待できない状態が続きます。ほとんど、ティリー以外のねずみたちを育てることが目的になっているかのようです。それこそ、『ギヴァー』で描かれている世界と言ってもいいかもしれません。

2010年3月12日金曜日

『ギヴァー』と関連のある本 15 の続き

15では、長谷川眞理子さんの『生き物をめぐる4つの「なぜ」』と『ダーウィンの足跡を訪ねて』(両方とも集英社新書)を紹介しましたが、その後病み付きになって、チャールズ・ダーウィンに関連するものを中心に、長谷川さん推薦の本を読んでいます。


中でもおもしろかったのは、
・『世界のたね』(アイリック・ニュート著)
・『ダーウィンが信じた道』(エイドリアン・デズモンド&ジェイムズ・ムーア著
(両方とも日本放送出版協会)


前者は、人類の科学の歴史(真理を追い求める物語)をとてもわかりやすく紹介してくれている本です。
後者は、チャールズ・ダーウィンに絞った本ですが、彼の研究や行動の動機に迫っている本です。なんと、奴隷制をなくすことだったというのです。
『ダーウィンのミミズの研究』(新妻昭夫作、福音館書店)とダーウィンの伝記映画『Creation』も、ダーウィンの性格の一面をよく表しているようでおもしろかったです。