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2014年5月10日土曜日

無境界の4回目




  ウ~ン、難しいです!!

第6章 諸境界の成長
128 スペクトルのあらゆるレベルは、統一意識、無境界の自覚、真の自己をつぎつぎと境界づけ、制限、収縮していくものと見ることができる。

134 自らの「自己」を環境から切り離してしまう瞬間、その瞬間にのみ、この死の恐怖 が意識のなかに生じてくるからである。古代の真人は死を恐怖しなかった。彼らが愚かで何も知らなかったからではなく、「心身を超越し」無限と永遠に一体化 していたからである。臨済ならば、真人とは自らの「真の自己」、統一意識であるというであろう。

135 死の問題、無の恐怖が、自らを単なる部分と想像する自己の核心を占めるようになる。

142 自我は、自分自身に関する一つの観念(静的な不死性)を中心にアイデンティティ を確立した知的抽象である。人は身体とともに生きようとはしない。身体は腐敗するからである。そして、自らの写像、死を思わせるものをすべて取り払った写 像である自我としてのみ生きるのである。
  自我のレベルはこのようにして生まれる。心と身体のあいだの自然な線が、幻想の境界、要塞化した城壁となる。実は不可分なものを分け隔てる武装した壁となるのだ。
143 結果的に、一方には強迫観念的思考、他方には乖離された身体が取り残される。

第7章 仮面のレベル/発見のはじまり
147 下降と発見の胎動は、人生に満足していないことが意識された瞬間にはじまる。

148 統一意識の外で生きる人生が、究極的には苦痛と苦悩と悲しみに満ちたものであることに気づき始めていることを示しているからである。境界の人生は戦いの人生である。恐れ、不安、苦痛、そして視の人生なのだ。

149 つまり、苦しみとは、偽りの境界を認識する最初の動きなのだ。そのため、正しく理解さえすれば、苦しみは解放的なものとなる。苦しみはあらゆる境界を越えたところを指し示しているからである。苦しみを正しく理解する必要がある。
150 苦しみが何を意味するのか、なぜそれが起こるのかを知らないかぎり、苦しみに耐え、実りある結果をもたらすことはできない。われわれが、その意味を知らないのは、心の底から完全に信頼できる魂の医師がいないからである。

151 人間の意識が多層的レベルからなっていることを認識すれば、つまり、われわれの存在が数多くの層からなっていることを理解すれば、さまざまな種類のセラピーの違いが、魂のさまざまな層に向けられたものであることがわかってくる。

165 影との戦い

173 さまざまな影の症状の一般的意味



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