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2014年8月2日土曜日

うなぎ  →  カラス


カラスについていろいろ読んだり、調べていたら、なんと私が住んでいる府中市内にある有名な神社の大国魂神社の7月のお祭りでカラスの団扇が約7万枚も配られていることを発見しました。
http://www.ookunitamajinja.or.jp/matsuri/sumomo.html
10日前に、今年のは逃してしまいました。もちろん、事前に知っていても、行くことはありませんでしたが。厄除け・厄払いの発想がないので。(もともとは、豊作祈願と害虫駆除だったようで、もっと関係ありません。)

『カラスの教科書』松原始

245 現実にカラスの利用している餌は全く違う場所で栽培されたり、飼育されたり、漁獲されたりしたものから成る。それは人間の食品だ。これは流通、購買というステップを経て、人間以外は誰も利用できない状態で街にやってくる。そもそも産地が違うのだから、都市に存在する生態系ですらない。これがゴミになって街角に出された瞬間、突如としてこの物質が生態系に対してオープンになる。
 つまり、都市というのは、基盤となる生態系がないのに食べ残しだけがポンポン出てくる、という奇妙な場所なのである。ここに、スカベンジャーにとってのみ異様に都合の良い世界が誕生する。路上にゴミを出すというのは、カラスに餌を与えているに等しいわけだ。東京にカラスだけがたくさんいる理由は、極めて単純に、カラスにとっては餌資源がものすごく豊富だから、という事に尽きる。

本でオススメは、これと、『カラスの科学』ジョン・マーズラフ著の2冊です。

ギヴァーのコミュニティでは、うなぎ問題も、カラス問題も想像ができません。

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