内容が言わんとしていることは・・・・
二助: 子どもって、勝手気ままに反発するでしょ。ワクをはめようとする大人とぶつかるのは当然なんだろうね。そういうところに生まれてくる「だって」というセリフがね、たくさんきこえてくる生活というのはさ、ある意味でとってもすばらしいことなんじゃないでしょうかね。だから「だって」がなくなってしまうっているのは・・・・。
ちひろ: いっけんスムーズみたいだけど、じつは・・・・。
二助: じつは「だって」の大切さをね、見失っちゃってるというね。
ちひろ: 「こういう人なのね」ってあきらめちゃうと、おたがいに「だって」っていわなくなるんじゃない?
以上は、作者二人の対談の形で、本の内容を解説してくれているものの引用でした。
最後の「人」は「組織」や「社会」に置き換えられてしまいます。
ギヴァーのコミュニティでは、すでに「だって」が完全に証明した社会です。
日本は大丈夫でしょうか?
ラグビー日本代表ヘッド・コーチのエディー・ジョーンズさんは、「日本では高校、大学、トップリーグでも高いレベルでパフォーマンスする指導ができていない。規律を守らせるため、従順にさせるためだけに練習をしている。それでは勝てない」と、「だって」思考で枠を出た発想と行動を起こさないと、失うものが多いことに警笛を鳴らしています。
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