この絵本『むこう岸には』マルタ・カラスコ作を読んだ時、『ギヴァー』をすぐに思い出しました。
ギヴァーのコミュニティーの境界には川が流れていて、その上には橋さえかかっています。そして、たまには橋の向こうのコミュニティーの人々とも行き来はしています。
でも、いろいろな習慣の違いから「よそ者」という意識を強くもっています。
交わらない方がいいとも思っています。
この絵本には、橋さえ架かっていません。
しかし、勇気のある女の子が一人、向こう岸の男の子が送ってきた船に乗って、向こう岸に行くことに。
交わってみると、まったく変りない生活をしていることが分かり、いつか橋をつくって、お互いに行き交うことを夢見始める、というお話。
これを読んだ時に思い出したもう一冊の絵本は、『むこうがわのあのこ』ジャクリーン・ウッドソン作でした。
3つとも同じテーマを扱っています。とても大切な。
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