いま、年間を通してライティング・ワークショップを実践するための研修に参加しているI先生の中学時代の教え子の加藤千恵さんが高校時代に書いていた短歌集の『ハッピーアイスクリーム』を読みました。(出版され、かなり売れている本です!)
私が気に入ったのをいくつか紹介すると、
・避けられるものは 避けてく 避けられないものは 無理矢理でも 避けていく
・ゴミみたい 朝も学校も 教科書も ことばも音も 公衆電話も (→いまなら「携帯電話も」?)
・誰一人おんなじままじゃいられない それってすごいことなのかもよ
・どこまでも嘘つきながら歩く道 まっすぐだったり 傾いてたり
短歌ですから、57577です。しかも、これは「かんたん短歌」というジャンルだそうです。それは、「ある程度誰にでもわかるんだけれど、個人的に広がるなにかも持っている短歌」だそうです。
ちなみに、加藤さんは、この後も「かんたん短歌」を書き続けています。
こういうセンス、とても大切にしたいな~、と思いました。(私も見習いたいと思い、ひねっていますが、なかなか出てきません!)
そして、『ギヴァー』に通じるところさえ感じたので紹介しました。
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