たまたま聞いていたラジオで、リンダさんがインタビューを受けていたのを聞いて興味を持ちました。
家では、アメリカ人の両親と二人の姉妹と英語で話して育った完璧なバイリンガルな人。
リンダさんは、たくさんの日本映画の英語字幕を担当した後に、自分で作った映画が、『ANPO』(あんぽ)と『ひろしま 石内都・遺されたものたち』。
これらだけでも見る価値がありそうですが、彼女が日本、アメリカ、そして世界を見ている見方もとても共感しました。
たとえばその一つが、6月にアメリカの中央情報局(CIA)及び国家安全保障局(NSA)の盗聴活動の実態と手口を内部告発し、その後、どこに亡命するのかでマスコミをにぎわしたエドワード・スノーデン氏についての発言。
リンダさん、「アメリカにもいいところと悪いところがあります」と、そして「スノーデンさんのような人がでてきているのはいいことです」とも。
私は、スノーデン氏が何を目論んであのような行動をしたのかまだ知りませんから、彼女のような発想は持っていませんでしたが、アメリカ(それもNSAとCIA)を相手に勇気のいる行動であることだけはわかっていました。そして、彼女に言われて、ひょっとしたら『ギヴァー』の中のジョナスの行動と関連づけることができるのかもしれないと思いました。もし、それが自分の属する社会を本当に愛しているからこそのアクションであったなら・・・
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