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2014年11月28日金曜日

『マールのドア』



内容的には、今回の犬をテーマにしたブック・プロジェクトの中で、テッド・ケラソテ著のこの本が一番濃かったかもしれません。
マールは、野良犬だったのですが、とても自立した利口なリーダー犬だったのです。
前回のマーリーが、あまりにもバカな犬だったのとは対照的に。
★は、pdfでコピーをとったページ数です。

58~59  ★
78 ★
82 ★

85 それ以降、少なくとも道路では、ぼくは2度と「つけ」を命じなかった。彼は生涯ずっと事故に遭うことなく、そうして周辺の道を歩いた。けれど自然の中では、彼は自分の鼻とぼくの目に頼る。まるでちがう戦略を編みだした。そのようすを見ていると、おそらく犬と人間とがすばらしいチームになれると最初に気づいたのは、人間ではなく犬だったのだろうと、ぼくは思った。

160 幼い頃の体験の影響の大きさ!!

  犬の行動を研究しているパトリシア・マッコンネル博士は、「私が目にする犬の問題行動の大半は、退屈することに原因があります。皮肉なことに、問題を解消しようとして犬をやたらとかまって、自由に走らせてやらないでいると、問題はよけいに悪化します」と語っている。・・・ぼくはマールの世話を焼かず、好きにさせた。その結果、マールは手に負えない犬ではなく、自立した犬に育った。 ~ 著者と出会うまでの幼犬時代の体験も大きい。 依存から学んでしまうと、自立は難しい。何でもしてくれるのが当然の幼犬時代を送ってしまっては。

220 ★  犬と人間の会話は可能!!!
234 ★

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