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2016年6月28日火曜日

SNSによるストーカー事件 と 『ギヴァー』


ラジオを聴いていて、「女子大生刺傷事件から1か月~なぜ防げなかったのか」というテーマでゲスト(小早川明子さん=NPO法人ヒューマニティ理事長)へのインタビューをしていました。
 これまでもストーカー事件は存在しましたし、その凶悪性は指摘されてきましたし、それなりの対処もされてきました。が、昨今の「SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)」による場合は、それがなかった時とは根本的に変わっているというのです。
 小早川さん曰く、使い手や警察が、SNSを知らないし、コントロールできていない、と。
 どちらかといえば、それが一人歩きをしている感じです。
 それは、都会で電車の中の風景を見たり、歩行者が歩いているのを見てもわかります。
 スマホを見ている人が、前者では8割以上、後者も3割ぐらいいる感じです。
 この光景を宇宙人が見たらどう思うでしょうか?
 あるいは、『ギヴァー』のコミュニティの人が見たら。
 「おかしい!」「異常だ」ではないでしょうか?

 これと、SNSによるストーカー刺傷事件は、密接につながっています。

 要するに、コミュニケーションのあり方が根本的に変わりつつあると言ってもいいかもしれません。

 『ギヴァー』のコミュニティは、一方で未来的な社会という感じがしますが、しかしスマホやコンピュータなどを各自がもつことは許されず、一対一の話し合いやスピーカーを通じた伝達が中心のコミュニティです。ギヴァーのコミュニティを、コミュニケーションの観点で分析してみると面白いかな、と思いました。(殺傷事件は、起こりえるかな??)もう一つは、テクノロジーもでしょうか? さらには選挙が近いので、意思決定も? (ギヴァーのコミュニティでは、選挙というのはなさそうです。なぜ、ないのか?)

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