終戦記念日は、その1週間とか2週間前から、毎年いろいろ報道され続けています。
ヒロシマ・ナガサキがありますから、当然な流れと言えますが。
マスコミで「開戦」に触れるところは、ほとんどなくなっています(あったとしても、気がつかないような扱い!)。
しかし、より大事(なレベルではなく、はるかに大事)なのは被害者意識が詰まった終戦ではなくて、開戦のほうです。そこに焦点を当てない限りは、「二度と繰り返しません」と言っても、かなり疑わしいです。原因なしで、結果だけが存在するわけはありませんから。
開戦記念日を考えることは、それに至る日華事変、満州事変、韓国併合、日露戦争、日清戦争等を考えることになりますが(突発的に真珠湾攻撃が行われたわけではありませんから!)、終戦記念日から、はたしてそれらを考えることはあるでしょうか?
「記憶」は、『ギヴァー』の大切なテーマの一つです。
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