昨夕、NHKの「私も一言!夕方ニュース」を聞いていたら、元「原子力ムラ」の住人だった飯田哲也さん(環境エネルギー政策研究所所長)が、日本の原子力ムラをケチョンケチョンにけなしていました。
聞きながら、「なぜそれを3.11以後でなく、10年前、20年前に言ってくれなかったんですか?」と思いました。でも、ムラの中にいる人には締め付けが厳しくて、出てからじゃないと内部告発は言えるような状況ではないことは想像がつきます。
もちろん、原子力ムラは、政界、官界、経済界、学界、マスコミ界等の連携・協力があって存在できる『砂上の楼閣』です。 → この辺、『ギヴァー』のコミュニティに酷似している気がしないではありません。それぞれの担当は、あたかもすべてが順調に進んでいるかのごとく装うためにうそで固めている(?)ような部分がありますから。 そうなると、原子力ムラで起こっていたことは、同じレベルで政界、官界、学界、マスコミ界等でも起こり続けているわけで・・・私たちに求められているのは、以下のような状況かもしれません。(ビデオは、学校の先生たちがしないといけないことを、ユーモアと皮肉を込めて描いています。)
でも私たちには、飛行機ではなく、『ギヴァー』や『トリポッド』の中でそうだったように自転車や馬や船を中心にした社会にしていくという選択肢も持っているわけです。(一度、飛行機やリニアモーターカーや、ハイリスク・ハイリターン=ギャンブルに慣れてしまった人たちにとっては、後戻りするという選択肢は存在しないかのようです。)
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