ずっと、選挙(=政治)のことを考えています。
・・・というか、選挙のたびに、ですが。
選択肢が提供されない=制度が機能していないのですから、考えらざるを得ません。
もっとマシな方法はあるはずだ、と。
そして、今回私がこだわっている理由は、以下のようなことからです。
今回の都議選は、自民と公明が、定数127議席のうち、それぞれ59と23議席を確保しました。擁立した議員全員の当選という記録的な勝利でした。
しかし、その数字だけを見ると、あたかも都民の63.5%が自民・公明政権を支持したように受け取れますが、実際に投票した有権者は、43.5%しかいないのです。
ということは、実体としては、27.7%の有権者しか支持していないのです。
しかし、結果は、63.5%どころか、ほぼ100%というか「やりはい放題」なのです。なんといっても、過半数以上ですから。
これは、国政で憲法を変えるという動きも含めて、です。
実体としては、過半数ではなくて、有権者のわずか4人に一人で、ひょっとしたら5人に一人(20%)の支持で、変えられることを意味しているわけです。
この数字の魔力!!
どう思われますか?
ということで、今回の選挙結果は都政だけの問題ですが、次回の参議院選は、有権者/国民のすべてに関係する問題になります。
おそろしいと思いませんか?
危機感を感じた方は、このメールを、ぜひ友人・知人に送ってください。
特に、マスコミ関係者には。
PS: いまの政治家の中で、おそらくもっとも民意に敏感な大阪市長の橋下さんは、今日、「都議選は、僕の存在に不信任」と言ったそうです。
しかし、現実を見る目があったなら、「有権者は、政治に不信任」と言うべきでした。
ということで、彼も現実がわかっていないようです。
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