★本ブログへのご意見・ご感想などは giverprojectjapan@gmail.com までどうぞ。


2013年6月7日金曜日

テストは評価の20分の1に



協力者の一人のIさん(高校の先生)が、大阪市が「学校案内」に学テ成績も掲載に、以下のようなフィードバックをくれました。

全く同感です。

「学力テストを軽視する方向で動いています。それが人の能力で測れるのは、20分の1、せいぜい多くて10分の1ぐらいでしかありませんから、ことのほか強調するものではないわけです。
 競争することがいまの世の中で求められていることでもありません。協調する、コミュニケーションが取れる方がはるかに大切です。」

このような考えが多くの方々に共有され、共感を得て、1つの流れになっていくことを願っています。

学校の先生の中には、底の部分ではこういうふうに考えている人は少なくないと思います。(たとえ、していることは、この真逆なことであったとしても。)

しかし、なかなか「一人でシステムとして動いている受験に挑むわけにはいかない」ということだろうと思います。

でも一方で、昔から「教師は、一国一城の主」と言われ続けています。
ドアさえ閉めてしまえば、他の人は教室内で何をしているかわかりませんし、口出しもしにくい状況があります。

ですから、いろいろと情報収集をして★、自分がベストと思えることを選び取り、そしてアクションを起こしてほしいと思います。

※ 単純に、今のままを続けることは、子どもたちに対して失礼ですから。

もちろん、『ギヴァー』のコミュニティでは、学力テストで人や学校を区別するようなことはしていません。もっと包括的な(というか、人間的な)評価の仕方をしています。


★ 使える情報は山のようにあります。たとえば、今日、図書館から借りてきた本の中に、『新しい評価を求めて ~ テスト教育の終焉』(キャロライン・ギップス著)がありました。
なんと、10年前にも借りてきて読んでいた本なのですが、まったく忘れていたことに後で、気づきました。そして少しは、前回は読めていなかったところが読めましたから、よしとしましょう。
 もし、今回のテーマでアクションを起こしたい方で、関連のある図書リストがほしい方は、連絡ください。

0 件のコメント:

コメントを投稿