知り合いのMr.Pが、メルマガで以下のように紹介してくれました。
大不況に襲われているのは出版業界も同様です。
書籍離れが進む中で、平凡な本はなかなか売れません。
出版のプロたちが売れる著者を、売れる本を必死に探しています。
そんな中で、読者側が出版をプロモートして、出版社を口説いて、絶版となった本を復刻出版させるというプロジェクトを知り、その出版に少し関わりました。その本のタイトルは・・・
『ギヴァー 記憶を注ぐ人』 by ロイス・ローリー
日経(2月3日の夕刊)の新著紹介には次のように掲載されています。
「責任感なき管理社会が歴史や色彩や記憶のない社会として、子どもの視点から捉えられている。脱出のヒントは?続きが気になるラストで読後も緊張がとれない」 (ファンタジー評論家の小谷真理さん評)
アメリカの児童文学作家が1993年に書いたSFですが、児童文学とかSFとか枠に収まりきらない深い本です。復活の熱望するファンの声に押されて新訳版で生まれ変わりました。Mr.ポートフォリオも書評を書くように頼まれたのですが、この本に関しては・・・書けない、というか書きたくない!
読みやすいけれど、とっても不思議なお話しなんです。どうか、皆さんなりの読み方で味わって、そして考えてもらえるとうれしいです。
0 件のコメント:
コメントを投稿