記念すべき100冊目の『ギヴァー』と関連する本です。(実質は、1回で複数冊紹介したり、間接的に関連のある本という形でも紹介してきたので、130~140冊になるのですが・・・・)
『みんなおなじでもみんなちがう』得能通弘氏の写真の絵本。
たとえば、アサリは模様も大きさも、みんな違います。カタツムリも。ヒマワリの種も。ウズラの卵も。
ショウガの形は、みんな違います。梅干も。
サクランボは色も大きさも、みんな違います。ソラマメも。クワガタも。ニボシも。マツタケも。紅葉の葉も。
この絵本を見ていると、自然に同じものはあるのかな?と思わされます。
当然、人間も自然の一部です。
しかし、色をなくして、同じにしようというか、違いを見えなくしているのが『ギヴァー』のコミュニティ。
でも、歴然と、コミュニティの一人ひとりは特性が違います。
ジョナスは、次期ギヴァーに選ばれました。
私たちの社会も、違いをできるだけ出さない方向で動いているような気がします。