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2014年2月10日月曜日

続・機能していない選挙=民主主義




もちろん、大雪の次の日という理由は多少あるとは思いますが、単純に、半分以上の人が「そっぽを向いた」ことになります。候補者に期待が持てないというか・・・

そして、投票した人の半分以下が舛添さんを知事に選びました。ということは、実質2割の人の支持を得ているに過ぎません。8割の人は、支持は表明していないわけです。 ← こんなこと、『ギヴァー』のコミュニティであり得ると思いますか? もしあったら、コミュニティの崩壊を意味するのではないでしょうか?
しかし、日本で信じられ続けている「民主主義」では、これで首長はかなりの部分、やりたい放題になります。投票率が何%であろうと、何票で勝とうが、とにもかくにも勝ったには変わりありませんから。(自民党=安倍さんも、「これで信任された」と錯覚を起こしています! 選択肢がないのですから、信任も何もあったもんではないというのが、投票者の立場なのですが・・・)

開票結果も、ほぼ予想通りでした。

宇都宮さんと細川さんが両方出ては、単に互いの票を食い合うだけですから!
もちろん、協力できたとしても、この数字では及ばなかったわけですが・・・
しかし、協力し合っていれば、相乗効果が得られた可能性はあります。
(それとも、単純に読みが甘かった? それなら、そういう人が選挙に出る資格はないのですが・・・)

いずれにしても、舛添さんが勝つことは選挙前から分かっていたことでした。反原発派が共闘できないのであれば、確実に。

選挙の結果で一番恐ろしかったのは、田母神さんが61万票も得たという事実だと思います。これは投票者の10人に一人もいるのです。右傾化の方向が加速化する兆候でしょうか? ← これも『ギヴァー』のコミュニティでは起こりえると思いますか??
報道によると、20~30代の女性に浸透する方法をとったのが、主な理由とか・・・
一層恐ろしくなりました。情報操作がいくらでもできるわけですから。


1 件のコメント:

  1. それにしても有権者は「世界一の東京」とか「史上最高のオリンピック」という元気なかけ声に弱いですね。
    石原さんのときもそうでした。
    それに今度は「世界に通用する人材の育成」という教育改革も掲げられているのですが、残念ながら、そういうものがすべて幻想だということが理解できないのでしょうか?
    それとも「幻想」を提供してくれることで十分と理解しているのでしょうか?
    他の候補者は、その幻想すら提供していませんでしたから。

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