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2014年2月9日日曜日

進歩が見られない三つの分野



東京は、「台風一過」ならぬ、「大雪一過」です。ただし、台風の時とは違って、たくさんの雪が残っていますが。でも、ほとんど快晴になってきました。

今回も、3回ほど続けた選挙・政治がらみです。(とても大切なことですから!)

私がはじめて書いた単独の本の『会議の技法』(中公新書)のあとがきに書いたことですが、大学時代(ということは、もう40年も前!!)に読んだ本の中に、人間の歴史上、進歩の見られない分野が少なくとも三つあると書いてありました。それは、「政治」と「環境」と「空間の利用の仕方」です。それら三つを全部扱う仕事として、私は「都市地域計画・まちづくり」を当初自分の専門分野として選びました。(他に、進歩していない分野は何かあるでしょうか?★)

残念ながら、同じことは40年経った今でも言えてしまえます。

ちなみに、三つの分野がそれぞれプロセスで欠かせないのが「会議」でもあります。そうなると、人間が進歩できないのは「意思決定のプロセス」と言えるかもしれません。

『ギヴァー』のコミュニティでは、この問題を抱えていると思いますか?


★ 日本においては、「教育」が確実に上げられると思います。
  おそらく100年前の日本人が、いまの教室にタイムスリップしても、違和感を感じないのでは! こと授業ということに関しては。
  そして、学校が始まる前の徒弟制度の教育の方が身につけられるものが、はるかに多かったのではないでしょうか? 
暗記を前提にした教育に価値はあるのでしょうか?
  学校(それも義務教育)ができる前の日本では、「教育」に困っていたでしょうか?
  学校(義務教育)ができたことのいい点とは、いったい何でしょうか? 悪い点は?

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