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2014年2月1日土曜日

わたしと他者を考える



  2014年哲学連載18回目/『哲学してみる』の9回目。

 このテーマについて、絵本は「ひとはそれぞれ、たったひとりのわたしなのでしょう?それとも、他のすべてのひととおなじようなわたしなのでしょうか?」と問いかけています。

 このテーマ、『ギヴァー』を読むにあたっては、極めて大きな切り口のような気がします。いろいろな選択の問題に代表されるように。
 でも、わたしたちの社会は、どれだけの選択を幼稚園や保育園にはじまって、学校、大学、そして社会人になっても有しているのでしょうか?

 この絵本では、このテーマの最後は「こうして、ひとは自分がだれなのかをよりよく理解していくのです」で結んでいるのですが、『ギヴァー』のコミュニティの住人と私たちの社会の住人にとって、この自分の理解度はどちらが果して高いのでしょうか?

 単純に、それは「人さまざま」ということでしょうか?

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