表題の記事が載っていました。
あなたは、どう思われますか?
これで、教育の質がよくなりますか?
ちなみに、『ギヴァー』のコミュニティでは、12歳で学校を終えると同時に、インターン的に職につきます。ちょっと早すぎますか? ローリーさん、徒弟制度的なものをイメージしていたみたいですね。
これまでもそうですが、教育再生実行会議や臨調などは、制度面をいじることに躍起で、中身を改善しようとしません。おそらく現場の教師たちに聞いたら、この類の制度改革を望む人はいないと思います。他に、やらないといけないより重要事項を山のようにかかえていますから。それらが、この制度改革で消えるかというと、残念ながら消えません。ひょっとしたら、新たに増えるかもしれません。政治家や官僚や有識者(学者)は、自分たちは何か意味のあることをしていますよ、というジェスチャーを示したいあまり、現場レベルで大切にしたいことが見えなくなっているようです。当事者たちから聞く/当事者たちを見る、ということから始めてほしいです。
つい数日前の小学校3年生から英語を必修化、というのも同じです。制度を変えれば、単純に教育内容(質)がよくなると思っているのでしょうか? 過去数十年の歴史を振り返ってみるだけで、それは明らかです。何十回と制度いじりはやってきましたが、一向によくなる気配はありません。それが歴史的事実としてわかっているのですから、アプローチを変えてほしいです。
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