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2010年1月10日日曜日

高一のブッククラブ始動。1時間目

高一現代文の授業で『ギヴァー』を使ってブッククラブを始めました。
学年の教師から、「生徒たちが『ギヴァー』気に入ったって言ってましたよ!」といううれしい報告も。
そんな授業の様子を私のブログから転載させていただきます。

今日は1月から3月までの授業の日程を確認。

『ギヴァー』のブッククラブのあと、教科書教材を1つ入れたいということを話す。

生徒たちとどのくらい時間をかけるか相談する。

3,4,6組は授業がある日が同じなので、以下のような日程になる。

1月12日(火) ブッククラブ1回目。

14日(木) 本読み、ノート作り。

16日(土) ブッククラブ2回目。

19日(火) 本読み、ノート作り。

21日(木) ブッククラブ3回目。

23日(土) 本読み、ノート作り。

26日(火) ブッククラブ4回目。

28日(木) 帯作り。

30日(土) 帯作り。

そういえば、来週は、終礼の時間に漢字テストやら、数学のテストがあり、15日の朝には論理エンジンの提出も控えていたのだった。4時間で読み終えられるかなという私の見通しは甘かった。

生徒たちは自分達のことはちゃんとわかっていた。

その後、グループ分けを行い、4人一組になったところから、残り時間は読書にあてる。

「けっこう『ギヴァー』好きかも」

という声も聞こえる。

「自分が何になるのか、職業を決めてくれるんだって」

「あ、それいいねえ」

「私、何になるかなあ」

「代理母なんてのもあるんだってよ」

「なにそれ」

「3回出産して、あとは力仕事」

「家族ってどうなってるの?」

「高揚って何だろう?」

「ムラムラっとくるってことじゃない?」

「抑えちゃうの?」

「子どもは別に作るんだから、いらないんじゃない?」

まだ読んでいる途中で、すでに本の内容についてあれこれ語り始めているところもある。

それはそれで、普段読書の習慣のない生徒には刺激になっている。

中3から進路指導が始まって、自分の進路をどうしようか、あれこれ悩んでいる者もいる。

ほとんどの生徒が16歳となり、法的には結婚ができる年齢に達してもいる。

そんな彼女たちが、この作品をどう読み、どんな話し合いをしていくのか、非常に楽しみだ。

2 件のコメント:

  1. 書き忘れましたが、高校1年生の授業です。

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  2. はい、それを尋ねようと思ったところでした。

    しかも、高一の「現代文」の中での取り組み。
    しっかり指導要領をおさえる実践と言えますか?

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