高一現代文の授業で『ギヴァー』を使ってブッククラブを始めました。
学年の教師から、「生徒たちが『ギヴァー』気に入ったって言ってましたよ!」といううれしい報告も。
そんな授業の様子を私のブログから転載させていただきます。
今日は1月から3月までの授業の日程を確認。
『ギヴァー』のブッククラブのあと、教科書教材を1つ入れたいということを話す。
生徒たちとどのくらい時間をかけるか相談する。
3,4,6組は授業がある日が同じなので、以下のような日程になる。
1月12日(火) ブッククラブ1回目。
14日(木) 本読み、ノート作り。
16日(土) ブッククラブ2回目。
19日(火) 本読み、ノート作り。
21日(木) ブッククラブ3回目。
23日(土) 本読み、ノート作り。
26日(火) ブッククラブ4回目。
28日(木) 帯作り。
30日(土) 帯作り。
そういえば、来週は、終礼の時間に漢字テストやら、数学のテストがあり、15日の朝には論理エンジンの提出も控えていたのだった。4時間で読み終えられるかなという私の見通しは甘かった。
生徒たちは自分達のことはちゃんとわかっていた。
その後、グループ分けを行い、4人一組になったところから、残り時間は読書にあてる。
「けっこう『ギヴァー』好きかも」
という声も聞こえる。
「自分が何になるのか、職業を決めてくれるんだって」
「あ、それいいねえ」
「私、何になるかなあ」
「代理母なんてのもあるんだってよ」
「なにそれ」
「3回出産して、あとは力仕事」
「家族ってどうなってるの?」
「高揚って何だろう?」
「ムラムラっとくるってことじゃない?」
「抑えちゃうの?」
「子どもは別に作るんだから、いらないんじゃない?」
まだ読んでいる途中で、すでに本の内容についてあれこれ語り始めているところもある。
それはそれで、普段読書の習慣のない生徒には刺激になっている。
中3から進路指導が始まって、自分の進路をどうしようか、あれこれ悩んでいる者もいる。
ほとんどの生徒が16歳となり、法的には結婚ができる年齢に達してもいる。
そんな彼女たちが、この作品をどう読み、どんな話し合いをしていくのか、非常に楽しみだ。
書き忘れましたが、高校1年生の授業です。
返信削除はい、それを尋ねようと思ったところでした。
返信削除しかも、高一の「現代文」の中での取り組み。
しっかり指導要領をおさえる実践と言えますか?