ブッククラブ第1回感想
1章から六章までを読みました。
私が担当しているだけで、160名もいますので、とてもではないけれど、全員分はアップできません。
定点観測的に、同じ生徒のものをアップしていこうと思います。
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帯を見た地点から”No.6”に似ているなと思った。中身を読んでみると思った通りのことが書いてある所もあった。
謎が多すぎる。人によって理想は違うのだということ。
役に立たない者は即排除する。ここでいう「解放」する。
自分の意志で決めることを禁じようとすることがありありとうかがえた。出産母のことが話題になった。
出産母という仕事がそもそも疑問だし、誰と生むのだろうか?人工授精?精子バンク?それとも別の何かなのか…?リボンが曲がっているとかほんのちょっとのことでもいちいちアナウンスされて、常に見張っている人がいるということか。不気味だと思った。じゃあ、見張ってる人にも更に見張っている人というのが存在するのだろうか。「解放」とか、「謝罪を受け入れます」とか、信じられないことが多すぎて逆に疑問を持つことがおかしいのか?と思わせてしまう。
いちいち、上の文を書いていると”No.6”に繋がっている。
そして、私がNo.6を読んだ限りでは、この「コミュニティ」もNo.6も日本のことだと思う。いや、私の考えは後づけで、”No.6”の作者の人が示していたことだ。何度も言うがギヴァーもNo.6も似ている所が多いから当たっていると思う。No.6に強い運命を感じたように、この作品も大切に読みたいと思った。
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普段本はその世界に入るものだと思っていたので、やっぱりノートにまとめたりしながら読むのはなかなかしないな、と思っていました。
前の話し合い(「海の方の子」「アリューシャン」)みたいな感じでみんながみんな参加してて、…ときどき話がわきにそれるけど、ある時とつぜんもどってきて急にまじめになったり、おもしろかったです。
話し合った内容で、一番長く続いたのは「高揚」の部分でした。
それについてあっちでもなくこっちでもなく手探りでみんなで答えを出せたんじゃないかと思います。
あと、コミュニティとは何なのか、町?的なという話のときに、コミュニティはたかいかべでおおわれていて、その中に人が済んでいるんだ、=平安京とかみたいな?か、お城か、という結論で終わったのも印象に残ってます。
今日はけっこう私がぎもんに思っていたことがとけたのでそのことで頭がいっぱいです。
コミュニティ=平安京みたいなというのを思いついたOさんはすごいと思いました。
私は単に1丁目2丁目ぐらいの道路で分かれているぐらいかと思っていたので、その発想がうらやましいと思いました。
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はじめに疑問があっても、読んでいくうちに解決されていくということ
コミュニティの王はレシーヴァーで、レシーヴァーは儀式を終えた人の記憶をうばい、ずっと生き続ける。
私たちの世界とは違う
ごはんを作らなくて良いので、お母さんにとっては楽。勉強しなくていいのはうれしい。
皆、感じている疑問や印象は同じだった。
解放された老人は、他のユニットに行き、そこで亡くなる。
このコミュニティでは”死”はない。
常に生活をかんしされている生活はいやだ。
規則が、何のためにさだめられているのかわからない。
委員会の人はナニモノ?
罰ばかりうけていては、感情がなくなったり、伸びない。
もしかしたら、記憶はレシーヴァーに吸い取られてしまう。
人間なのだろうか?(本当に)
年をとった人は、何歳ぐらいのことを言うのか?12歳から大人とされるのなら、年をとった人はわかいはず。
話し合うと、よけいナゾが深まったり、解決できたりして、とても楽しかった。
予習の時に感じた疑問が重なっていたりもして、不思議だと思った。
今、まだ解けていない疑問をはやくときたいです。
思ったことを言葉に出せないのはいやだ。
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こんな世界で生きていくのは絶対に嫌だと思っていました。絶対何かの仕事に就くことができるのは安心できることだけれど、いつも誰かに見られていて、自由がない人生は想像ができないなぁと思っていました。
コミュニティはいったいいくつあるのだろう?たぶん少なくとも2つ以上だと思いました。
コミュニティの大きさはとても小さいのではないかと思いました。それは、いつもチェックすることができるということから考えたことです。人の数も少ないんだなと思います。
気になった所は、「ニューチャイルド(23番)リリー」という所です。ここを読んで人間を人と思っていなくてとても嫌だなと思いました。ロボットのような人間生活をしているんだなと思ってなんだかこわくなりました。このコミュニティはどんな世界なのだろうと考えてみると、いくつか気がつくことがありました。よく読んでみると、「動物」を「ドウブツ」とカタカナで書かれていました。これを見てリリーやジョナスなどこのコミュニティの世界の人達は人以外の生き物を知らないということに気がつきました。
こんな世界で生きていくのは、やっぱり嫌だなぁと思いました。今日話し合いをして、改めて人の人生はやはり自由が必要なんだなぁと思いました。人を番号で呼ぶなんてひどすぎると思います。ジョナスがどんな仕事に任命されるのかとても気になります。いけないことをしてしまった時の罰はどんなものなのかも気になります。
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物語の舞台となっている”コミュニティ”について、おかしな世界だなと思っていた。
”コミュニティ”は大きくて、すごい人数がいて、無数に存在するものだと考えていた。
話し合いによって、”コミュニティ”はそんなに大きくなくて、数もそこまで多くないのかもしれないと考えなおした。みんなの話を聞いて自分が気づかなかった疑問などが増えた。
人間というかロボットみたい、とうのがとても共感できました。
まだ六章までしか読んでいないので、「暗い瞳」についてのことでどうして数人の例外以外暗い瞳をしているか、で、きっと口には出さないけれど生活が楽しくないからという意見と、もしかしたら暗い色ということだけで、明るい瞳の人の血縁関係を表しているのかもしれないと話し合いの結果考えました。
解放についても沢山話し合いました。それによって何種類の解放があるのか、1種類しかないのか、とても謎におもうようになりました。
解放されたあとのあつかいについても話し合いましたが、想像するかぎりではかなりひどい状況ではないかと思います。
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コミュニティと自分がいるこの世界とが違っていて、こっちのルールでしばって読めないから、すぐにはギヴァーの世界観がつかめなかった。
ジョナスはどうさつ力が深い。それは言葉に対して深く考えているから。
→でも、よく分からない「ドウブツ」という言葉をふつうに使って笑っている。
ジョナスとリリーは動物についてよく分かっていない。でも父親は分かっているのかもしれない。だからヒポーといった。けれどリリーは分からないから奇妙だと感じた。差別用語のような感じだけれども、安眠アイテムにつかわれている。
ようりょうの悪い子供に与えるもの(対等)として使われたのかもしれない。
それぞれの予習が大切。ちゃんとよんでくる事によって年齢がキーワードになっている事とかがわかるから。意見がいっぱいあっても疑問がなければみんなで話し合えない。だから次はふしぎがってよんでみたい。
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この話に出てくるコミュニティは自分で選択ができない。私はそんな世界はいやだけれど、ある意味楽かもしれない。もし生まれたときからこの世界にいたらどうだっただろうと思った。どうして自分で選択できないのだろうということにきがつかなかったらいいけれど、気づいてしまったら大変だと思った。
・なぜ〈〉がついているか。ギヴァーは外国の本を日本語訳したものだから、原作はどうなっていたかは分からない。
私はコミュニティー特有の言葉に使われていると思った。
・なぜ年齢で色々と分かれているのか?貧富の差をつけたくないから。与えるものを同じにする。
・争いが起こらない。
・ジョナスは不思議な力を持っているということに気がついた。
このコミュニティは人間が平和を突きつめていって生まれた世界なのかなと思いました。色々なことに守られていて、平和であるけれど、果たして心は平和なのかなと思いました。生まれた時から、死ぬまで観察されていてすべて自分で選択することはできない世界。そんな世界に私がいたら、絶対に心は平和ではないだろうと思いました。
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この世界は不思議なことが多すぎる。
決して平和とは思えない世界だし、家族もかみがたも決まっている、すごく拘束された世界だと思った。
・”解放”という言葉には、2つの意味があるみたいで、解放という言葉を喜んでいる人もいれば、恐れている人もいる。いったいこの言葉の意味は何なのか?
・コミュニティーは何個にも分かれていて、他のコミュニティーの人とは全然関わりがない?
あまり関心がなさそう。他のコミュニティーの人に。
・結婚する相手も勝手に決められている。
職業も、食べ物も、服も。
→でも生活は安定していけそう。
・お父さんお母さん一男一女という家族構成が決まっている。
しかも、毎年50人生まれる。
ずっとこの国の人口は変わらない。
・この国は、好きだとかの感情がなさそう。
・私達現代の子達と違って、この国の子達は考え方が大人。
れいせい。とても12歳とは思えない。
そして夢告白の時でも嘘はつかないし、嘘をついちゃいけないと思っている。とても素直な子達ばっか。
謎が多すぎて、よく分からない所が多いです。
ただ、この世界は私達のいる世界と真逆だと思いました。
現代の私達は職業がなくて困っているのに、この世界では決められている。しかもその人に合った職業を。
この世界ではくらしたくないと思いましたが、少しうらやましいと思いました。この先どうなっていくか楽しみです。
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疑問だらけでした。
一体、このギヴァーという世界はどうなっているのか。
不思議でならなかったです。
P5を読んであまり平和でなさそう。/仕事の数が多いのにコミュニティの人数が少ない。/解放には良い意味と悪い意味の場合がある。/みんな統一されている。/束縛されすぎていて、自由がない。/何故、アナウンスで注意されるのか?そして、それは何故全員に知られてしまうのか?→コミュニティの人の数が少ないからすぐ分かってしまうのではないか?/〈出産母〉はでてくるが男の人が全く出てこない。/登場人物にゲイブリエルが2番目にのっているが何故ゲイブリエルがリリーとかより大事なのか?/家に盗聴器がついてて家族の会話がまるわかりになっているのではないか?/失敗しただけで解放されるのは厳しすぎ!!/料理も同じものをみんあが食べているのか?/高揚(恋?)をしないために錠剤を飲むのは夫婦を適合させるため。/コミュニティは他のと規則が違う。/家に食べ物がないのか。(与えられ、回収されるから。)
私たちの当たり前と全く違う考えの世界で、話し終わっても疑問ばかりが残りました。
理解できないですね。
でも色々なルールがあるから、もめごとも起きないなら良い仕組みなのかなと思いました。
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コミュニティでは決められた場所・家族・名前・人生をその通りに生きていけば、苦しいことも、飢えることはない。そんな決められたなかで生きていて本当に楽しいのかと思った。個性のない世界、色のない世界が何かがを考えた。
・決められた人生を歩めば、苦しさを感じない。与えられた人生、与えられた幸せ。本当に楽しめるのかというと、そうでないと思う。
・出産母に対して父はどこにいるのか。父親っていうよりも体外受精。色の班別ができなかったりするわけだから、何かしら遺伝子をいじっているのだと思った。
・コミュニティは、現在だけを生きている感じ。同じような人たちの集団。
・家族っていうけれど、赤の他人。与えられた家族だから、愛情や温かさはない。
・この世界で、色はなくてあるのは明暗だけ。
・ジョナスが見えた変化は、形の変化なのか、それとも…。
・解放は両面あって、年配者にとっては嬉しく、幸せなことに対して、罪を犯した人にとっては不名誉なことである。解放は死だけど、年配者にとっては今までの苦労や辛さからの解放、犯罪者にとっては罰に近い。
・感情の争いにつながるようなのはない。
この世界において、すべてのものは同一で、違いのないようになっている。決められた中で、決められた人生を生き、選択の自由もないなかで生きることは想像できない。私からしたら、面白みがなくてつまらないと思う。コミュニティという閉鎖的で今だけ生きているように見える。
人にとって選択することによって、責任をになうこともあるのだから、それがないのはどうなのかな?と。
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1、眼の色の違い
P31L9「コミュニティのほとんどの市民は暗い瞳をしていた。」
↑
↓
L10「しかし、少数の例外がいた。……ある女の子だ。」
→ジョナスの瞳は明るい。
Qほとんどの市民の瞳が暗いのはなぜ??
皆の考え
・委員会や規則などにしばられているから。
・色々決まっていて自由を知らない。
・同じ毎日のくり返し。
Qではなぜジョナスの瞳は明るいのか?
皆の考え
・きっと私たちにあるような人間的感情(友情や愛情、痛い…etc)があったから。
・モノなどが変化するのが見えたから。
2、この世界に愛情や友情は本当にあるの??
皆の考え
・そのような気持ちは芽生えないと思う。
〈参考〉P33「出産母」子供を産むだけの仕事。育てるのは「養育係」。
※P53L6の「高揚」という言葉について。
皆の考え
・この「高揚」というコドバは、誰かへの愛情や友情、想う気持ちなど、私たちにあるような感情を意味するのではないか。
・よくわからないけれど、このコミュニティではそのような気持ちを持つことが許されていないorいけないこととされているから、薬を飲むのではないか。
1、2を受けて考えてみると…
この世界には愛情や友情などはないと思う。
だが、ジョナスや特定の人には、備わっているのだと思う。
だから、眼の色も他の人達とは違って、明るいのだと思う。
〈感想・思ったこと〉
私は、このページにある、1と2の項目が関連していると考えました。
あらゆる視点や角度から見たり考えてみると、意外につながっている気がしました。
「解放」の意味は、まだはっきりと分からなかったけれど、それは読んでいくうちに知れるかもしれないので、皆で話し合えたらいいです。
初めはこの本は難しくてよく分からない感じだったけれど、読めば読むほど、話し合えば話し合うほど、深いしつながっていくので、面白いなと思いました。
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最後の生徒は、今まで現代文の授業でそんなに活躍してこなかった生徒です。
B4のプリントにこれだけまとめてきたのにはビックリしました。
予習もびっしりと書き出してきていて、一斉授業では決して見られない姿を見ることができ、感激してます。
イクトス先生: すごい記録をありがとうございました。
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