『谷川俊太郎 質問箱』です。
この本の中で、確かに谷川さんの答えのうまさは光っているのですが、それ以上に質問が光っていると思いました。これらの質問がなければ、谷川さんの答えが光れなかったという意味でも。それほど、いい質問こそが大切なんだと思わされました。
そして「シロウト」のすごさが。ここ4年ぐらいはテレビを見ていないのですが、お笑い芸人などよりも、ずぶの素人が出ていた方がはるかにおもしろい番組を10年ぐらい前からやっていました。
メモも取りました。(数字は、ページ数)
179 「抑圧の練習の場として学校教育」と谷川氏は言い切っているが、学校のそういう側面は確かに否定できない。会社や家庭をはじめ、多くの組織が抱える問題でもある。なんとかそうじゃなくしたい!!
180 「愚問も受けつけます」という呼びかけがたくさんのいい質問が集まった一つの理由だそうだ。問いかけ方の大事さをここでも感じさせれくれる。ハードルを下げるというか。
182 基本的に、谷川氏は「言葉を信用していない」。ディスコミュニケーションこそが原点だと。通じ合えない/自分が感じている現実の1%も表現できない」のではと思い続けているとか...
183 いったい何だろう
いったい何故だろう
いったいどうするべきなのだろう
「ネロ - 愛された小さな犬に」 の一節がとても印象に残る。
いったいどうするべきなのだろう
「ネロ - 愛された小さな犬に」 の一節がとても印象に残る。
0 件のコメント:
コメントを投稿