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2011年7月28日木曜日

JR西日本に620万円賠償命令=日勤教育

 JR西日本福知山線脱線転覆事故当時(2005年4月25日)から、取りざたされていた問題の決着がついたようです。この件は、あの悲惨な事故に会社の体質として深く関係していたと言われていました。以下は、その記事です。

 JR西日本の懲罰的な「日勤教育」で精神的苦痛を受けたとして、運転士ら258人が同社に1人100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、大阪地裁の中村哲裁判長は27日、61人については違法だったと認め、1人5万~30万円、総額620万円の支払いを命じた。
 原告は大阪や神戸、広島各支社などの運転士と車掌。訴状などによると、乗務中のミスのほか、点検中に帽子をかぶらなかったなどの軽微な理由でリポートを書かされたり、トイレ掃除や除草作業をさせられたりしたという。
 原告側は「きちんとした教育体制を敷かずに、原因と関連性のない日勤教育を受けさせるのは人格権の侵害」と主張。JR西は「事故や規律違反などの再発防止に必要で、会社の裁量範囲内」と反論していた。                
                    時事通信 7月27日(水)10時29分配信

 もちろんすべての企業がこんな状態とは思いません。しかし、少なからずこのような要素をもっていることは否定できないとも思います。なんといっても、天下のJRがしていることですから。

 授業や部活の罰則に通じる部分はないでしょうか?

 「老年の家」でも、これに近いようなことが報じられたことも一回や二回ではありません。

 すべては、つながっています。

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