一昨日紹介した『ウェズレーの国』との関連、およびすでに『ギヴァー』と関連のある本の48として、レオ・レオーニ作の『どうする ティリー』を紹介していますが、今回は有名な『フレデリック』です。副題に、「ちょっとかわったのねずみのはなし」と書かれています。
フレデリック以外ののねずみたちは、冬食べるものを集めて昼も夜も働いた。
しかし、フレデリックはみんなと一緒には働かず、じっと動かずに光や色や言葉を集めていた。みんなと働き方が違うというか、向いている方向が違うだけ。
食べ物がなくなってから、のねずみたちの救いになったのは、それらフレデリックが集めた光や色や言葉だった。
前回のウェズレー同様、従わないこと、同じことをしないこと(テーマとしては「服従」と「同一化(画一化)」)の大切さをティリーも、フレデリックも、ジョナスも教えてくれています。
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