ここ2日ほど、ジョナスと竜馬、ジョナスのコミュニティと竜馬の土佐 (そして、自分、自分にとってのコミュニティや日本も)を考え続けています。
それは、楽しいと同時に、苦しい部分もちょっとあります。全部、自分に跳ね返ってくることですから。他人事としてだけで考えていればいいわけではないので。(「苦しい」というよりも、「励まされる」といった方が正しいかもしれません。私にとっては、ジョナスも竜馬も、とても元気にしてくれる存在ですから。)
ジョナスと竜馬のもう一つの接点を見つけました。
「遠くを見る眼」「未来を見る眼」「先を見る眼」です。
ある意味では、司馬さんはそういう視点で『竜馬がゆく』を書いたんだと思いますから、もう完全に『ギヴァー』と関連のある本の仲間入りです。
まさに竜馬は、遠い先、遠い未来、遠い世界を見つめていた人でした。
そして、ジョナスもどこにあるのかわからない、遠いよそに向かって旅立ちました。
竜馬のすごいところは、土佐からは旅立ちましたが、遠い先、遠い未来、遠い世界をこの日本で実現すべく努力したことでしょうか。
ジョナスは、それをするには若すぎましたし、状況も竜馬のそれとは違うところがたくさんありました。
しかし、すばらしいことは、両人とも、自分にできるベストの行動をとったことです。
(「遠くを見る眼」「未来を見る眼」「先を見る眼」を持っている人は、おそらくたくさんいるんだと思います。でも、そのほとんどは恵まれた眼をもちながらも、何らかの理由で行動を起こさない/起こせないような気がします。)
その意味では、眼を持っていることには当然のことながら大きな価値があるのですが、行動に移せる資質や条件も同じレベルで大切なような気がしてきました。(それは、今後のテーマ?)
ちなみに、テレビの龍馬伝では、岩崎弥太郎が主人公ではないのですが、準主人公的な位置づけで、かつ語りとしても登場しているのですが、この人も「先を見る眼」があった人だと司馬さんも『竜馬がゆく』の中で書いていました。 「先」の見方(見え方、視点、視野)は、竜馬のそれとは大分違いましたが。
★竜馬とジョナスの接点に関心を持てた方は、いっしょに考えてください。お願いします。他にも、たくさんの接点がありそうです!!
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