『ギヴァー』の中で赤という色はどういう意味をもっているのでしょうか? あるいは、シンボルとして使われているのでしょうか?
Kさんの「色」の指摘から『ギヴァー』の中の色、それも一番強調されている赤について考え続けています。
ジョナスの愛や興奮・情熱を象徴しているのかもしれないと思いはじめました。
ジョナスが赤を見るようになったのは、リンゴ、観衆の顔、そしてフィオーナの髪の色などでしたから。
もちろん、ローリーさんはそんなこととはつなげて考えていなかったのかもしれません。
書かれてはいないことを、勝手に憶測しているだけです。もちろん、著者がそんなことを意図していたのか、それともいなかったのはわかりません。読書の楽しみの一つが、これなんだと思います。読み手が勝手にいろいろ考える自由がある、ということ。(でも、学校の国語の授業では、その「勝手」を許してもらえませんね!)
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