『ギヴァー』の著者ロイス・ローリーさんの小説の書き方は、書き始める前に長い間考えるそうです。主人公を中心に登場人物たちが躍動するようにイメージできた時、そして書き出しが書けると思ったときが、実際に原稿を埋め始める時です(実際は、マックの愛用者のようですが)。
その段階で、主人公に起きていることはすべて頭に描けるので、どこからでも始められるそうです。
「いいストーリーは途中から始まる」とローリーさんは固く信じているようなので、例えば『ギヴァー』の場合は、ジョナスが11歳の時から、それも12歳になる直前からはじめたわけです。
そして、本はちょうど13歳になるころで終わっています。その意味では1年間の物語なわけです。
(参考: A Reading Guide to The Giver, by Jeannete Sanderson, Scholastic, p. 14)
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