★本ブログへのご意見・ご感想などは giverprojectjapan@gmail.com までどうぞ。


2010年7月9日金曜日

得意なことと不得意なことは?

 「書くこと以外に得意なことはなんですか? 逆に、まるっきりダメなことは?」


 「私は料理がうまいです。友だちをもてなすことも得意です。これらは両方とも、家を修復することとも関連します。レベルはかなり低いですが、Martha Stewartのようなタイプだと言えるでしょう。

 運動はまるっきしダメです。スキーも、テニスも。でも、泳げます。ですから、まったく望みがないというわけではありません」

  (出典: A Reading Guide to The Giver, by Jeannette Sanderson, Scholastic, p. 17)


 マルチ能力的にいえば、彼女は言語能力と人間関係形成能力(と空間能力?)に秀でており、身体運動能力は低いようです。でも、料理はある意味ですべて(8つ)の能力を使います。

・ レシピを読む(言語能力)
・ 人数に合わせて量を配分する(論理的・数学的能力)
・ 家族やお客全員を満足させる献立を考える(人間関係形成能力)
・ 自分自身の食欲をコントロールする(自己観察・管理能力)
・ 材料へのこだわり(自然との共生能力)
・ 包丁さばきや道具を扱う器用さ(身体運動能力)
・ おいしく見えるように彩りを考えたり、盛り付ける(空間能力)
・ 音で肉のやけ具合を調整したり、食材を包丁でリズミカルに切る(音感能力)

0 件のコメント:

コメントを投稿