グーグルを筆頭に、アマゾン、フェイスブック、アップルの巨大IT企業をGAFAと訳して言いますが、そうした企業に牛耳られた資本主義のことを、著者のショシャナ・ズボフは『監視資本主義』としてその内実を暴き出してくれています。
704ページの大著なので、そう簡単に読める本ではありませんが・・・ここに書いてあることは、クレジット決済等でも広く行われていることだと思います。
あくなき便利と楽に何でもできる社会を目指した帰結の一つが「これ」と言えるかもしれません!
本の目次の前の1ページ目に掲載されているのが、下の定義です。
『ギヴァー』で描かれている社会は、「資本」抜きの「監視主義」といえなくもない気がします。
あなたは、何をどう選択しますか?
ジョナスが選択したようなことを、私たちにはできるでしょうか?
すでに、そういう選択肢すらないのでしょうか?