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2016年3月16日水曜日

震災・原発と「考えることを教えること」との関係


3.11に、海外の友人・知人に、震災と原発事故のその後を中心したメールを出しました。http://thegiverisreborn.blogspot.jp/2016/03/blog-post_11.html

そのうちの一人からの返信は、
Thank you for sharing an update of your professional work and the ongoing challenges in your home country. We are hearing news as the fifth anniversary occurs and I am reading articles about the slow progress. This is the reason we need to teach more students to thinkcritically and creatively.

最後のところがポイントです。
それが丸ごと抜けているからの結果として現状があるわけです。
考えること(それも、クリティカル★に、クリエイティブに)を教えることの必要性を。
このことを日本人で気づいている人はいったい何人いるのでしょうか?

日本と同じで、『ギヴァー』のコミュニティにも多くなさそうです。


2016年3月14日月曜日

震災復興と原発処理は誰が負担?

震災および原発に関しては、政府は「国が責任を持って取り組む/解決する」みたいなカッコいいことをいつも言っていますが、国にお金があるわけではありません。要するには、「すべて税金でやります」と言っているだけなんです。
しかし、その言い方で印象は180度変わってしまう!! 魔法です。

こういうニュースは、ほとんど日本のマスコミは流さないようです。
『安倍政権にひれ伏す日本のメディア』マーティン・ファクラー著のような状況がありますから。
これも、日本人には見えず、外国人には明快に見えていることの一つです。
とにかく、不思議な国です。

上記の本との関連では、『人間を幸福にしない日本というシステム』カレル ヴァン・ウォルフレン著というのもあります。

こういうことは、『ギヴァー』のコミュニティでは起こりません。
スケールが互いに見える規模なので。言っていることと、していることのギャップはすぐに見破られてしまいます。


2016年3月13日日曜日

琵琶湖で微細プラごみ検出 拡散し回収不能

これまでに日本周辺の海域で確認されているが、関西地方の「水がめ」となる琵琶湖での確認は初めて。川や湖岸から流れ込んだ買い物袋などのごみが、紫外線や波で砕かれて拡散したとみられ、回収不能な状態になった。
 直径5ミリ以下のプラスチックは「マイクロプラスチック」と呼ばれ、魚や鳥がのみ込み、生態系に悪影響を及ぼす懸念が国際社会で高まっている。

ごみの問題は、もう40年ぐらい前から関心があるので、40年弱買い物袋持参で買い物はしています。それで、買い物袋はもらうのを拒否してきていますが、すでにプラスチック容器に入っている品物も少なくありません。もちろん、プラスチック容器類のごみとして出していますが、それらのごみはちゃんと処理されているのでしょうか? ★どなたかお知りの方がいたら、教えてください。★
プラスチックごみとして出す以外の選択肢はあるのでしょうか?

ちなみに、生ごみはすべて庭に捨てているので、燃えるごみは紙類を2か月に一回ぐらい出す程度です。
要するに、ごみを出すのを極力少なくする生活をしています。
★さらにごみ関係でやれることの情報などお持ちの方はぜひ教えてください。★

『ギヴァー』のコミュニティのごみ問題を考えると、どう思われますか?
あまり問題化しているようには見えません。(映画を見ても。)
でも、うまく隠しているだけでしょうか??
けっこうごみを出さないような努力をしているコミュニティに思えます。
無駄が少ない社会というか。

2016年3月11日金曜日

5年目の3.11

5年目の3.11を振り返って、
私にとっては
に書いたことに尽きています。
(それは過去5年の自分に成長がなかったことの証しでしょうか?)

そして、いろいろが新しい(よりいい)方向に動き出せるきっかけと捉えたのですが、現実は前に戻るよりさらに悪い方に向いて加速化しているとしか思えません。とても残念です。

2016年3月9日水曜日

『この世界いっぱい』


リズ・ガートン・スキャンロン/文、マーラ・フレイジー/絵、長田 弘/訳を読みました。


『ギヴァー』と関連あると思いましたが、似ているから? それとも対極にあるから?


2016年3月3日木曜日

「科学的」って何だ! 

By 松井孝典&南伸坊 を読みました。
しばらく前まで「数学的」に打ち込んでいたので、「科学的」とはが知りたくて・・・
ちょっと期待していたのとは違う内容でしたが、面白そうな小見出しだけをピックアップしてみました。斜体のみは、小見出しではなくて、南さんの発言です。
太字は、『ギヴァー』あるいは、日本)と関係するかな、と思ったところです。

16 科学は「わかる、わからない」、世間は、「納得する、納得しない」
42 肉親の死は「納得する」しかない
48 「魂」とは関係性の粒子
91 「疑い」をなくした日本は、精神的には中世レベル
103 「顔の見えない社会のルール」はアメリカ式
106 「人間圏」のルールに「正しい、正しくない」はない
115 「絶対安全」な世界しか知らない子どもたち
120 われわれの社会は共同幻想だけの世界
122 人間圏は選択のときを迎えている
133 欲望本位じゃなくて、快感本位。正しいかどうかじゃなくて気持ちいいかどうか考えるって方向です
166 ある分野をやっていれば、畑違いでも応用がきく
168 「わかっていること」は時々刻々変わっている