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2025年7月21日月曜日

参院選投票率、58.52% 期日前は25.12%

 日本の有権者、「自民・公明の従順、服従、忖度の政治にノー」を突き付けました。

 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6546319

 海外から見ても、確かにそうとしか見えないと思います。

 ある意味、自民党の最右翼に位置づくか、「国粋党」ないし、アメリカのトランプ党の日本版というか。これは、参政党に限らず、似たような主張をする候補者や党が増えたことからも選挙の度の右翼化ないし国粋化は、かねがね感じるところです。


  でも、そもそも58%強の人しか投票しない(できない)という制度自体を見直すべきです。半分近くの人が選挙に行かない選択をしているのですから、機能している制度とは言い難いです。

 https://www.jiji.com/jc/article?k=2025072000197&g=pol

 基本的に、毎度毎度、「だれに投票しても何も変わらない」の繰り返しですから、「投票に行くだけムダ」と思うのは無理もありません。投票に値する人や党を見出すのが不可能なのですから・・・・(学校での勉強も、大筋ではこれに近い状態になっているのでは? 結果的に、政治も学校も、60年前、70年前に抱えていたのと同じ問題を抱え続けています。有権者は、これに対してこそ「ノー」を突き付けないと根本のところでは何も変わらないのですが、選挙制度が変わりませんから・・・・変えようがない。マスコミも、現在の制度を維持するための報道しかしませんし! https://thegiverisreborn.blogspot.com/2025/07/5-nhk.html

2025年7月5日土曜日

選挙情報と向き合う5つのポイント | NHK | 選挙の前にたしかめて

 昨晩のNHKラジオ総合の午後7:50ごろ、解説委員らしき二人が選挙情報と向き合う5つのポイント | NHK | 選挙の前にたしかめてを紹介していました。これはこれで、参考になる点がある(学校でのメディア教育にも使える!)と思いましたが、気になったのは二人の次のような発言。「選挙はイベントですから、このようなことができます。わずか2週間強ですから」

 でも、本当でしょうか? これは、「教員研修はみんなが集まる2時間だか3時間だけのイベントだから」や「授業は、45分(大学は90分)だから」と言っているのと似ている気がします。

 そこに、主体性も、継続性もありませんから、身につくものもありません。選挙という制度(あるいは、研修や授業)は、そんなに軽い存在でしょうか? その期間が終われば、あとは4年間だか6年間だか、当選者はやりたい放題(というよりも、何もやらない放題)でいいのでしょうか? イベントの期間中よりも、それ以外の圧倒的に長い時間の方が何倍も大事な気がします。そちらへのこだわりや関わりがない限り、選挙自体はもちろん、政治も社会もよくならないです!(同じことは、研修にも、授業にも言える?)

 NHKの解説委員たちがこのレベルですから、「(機能しているとは言えない現在の選挙制度を温存しつつ)今のままを続けましょう!」と視聴者を洗脳しているようなものです。(ある意味で、教科書の存在が「授業は教科書をカバーするもの」という洗脳するための媒体であるのと同じように!?) 彼らも良かれと思って言っていますから、とても質が悪いです! わずか2週間強ではなく、残りの数年間をよくするためにこそ「たしかめて」を実行するなり、それに代わるものを紹介してほしいです。