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2015年12月4日金曜日

「市議会だより」の全戸配布

 私が住んでいる市では「市議会だより」を、「より多くの市民の皆様に議会の活動状況をお知らせするために、平成27年4月から、各家庭の郵便受け等に直接投函する方法での配布をしています。配布につきましては、市議会の予算で、配布業者に委託をしており、その予算は800万円以上が計上されています。」(こんな無駄をあえてしている議会は、全国にどのくらいあるのでしょうか? ぜひご存知の方は教えてください。)

 それを知った私の反応は・・・(以下は、議会担当者へのメールのコピーです。)

一桁違っていたら、妥当かな、と思えますが、
中身のないものに、800万円をかけても、中身が濃くなるものではありませんから、税金の無駄遣いの一言です。(←これは、○○さんの責任ではありません。議員たちの責任です。半分か3分の1は役所サイドにも責任があるかもしれませんが・・・・

もし、お疑いになるようでしたら、市民アンケートないし抽出して市民に対してアンケートなりインタビューなりをしてみたら、明らかになると思います。

費用対効果には、ぜひ敏感になってください。お願いします。


 さらには、市民・国民=有権者の責任も忘れるわけにはいきません。
   選ばれている議員の質やレベルと選ぶ側の市民・国民/有権者の質やレベルは、みごとなぐらいに比例関係にあるわけでしょうから。
  しかし、一方で、仕組み/制度が機能していないとも思わざるを得ません。
  半分前後の人は、毎回の選挙で投票に行かないことを選択し続いていますから。
  以下は、その辺に関する関連情報です。

  質やレベルのどうしようもなく低い市議会だよりを出す(いまの議会を維持する)ことよりも、議会や議員の質・レベルをはるかに向上させることこそが、議会事務局の最大の役割の気がします。(そのために、800万円強の予算を効果的に使えば、議員の質や議会の質は飛躍的に向上する可能性があります。) そんな先行事例は日本にあるはずがないので、ぜひ海外の議会・政治家のあり方に目を向けてください。ひょっとしたら、いまの地方自治で一番大切なことだと思います。日本中を被っている政治・政治家・議会に対する不満を改善することになりますから。

  少なくとも、ギヴァーのコミュニティでこういうことが起こることはないでしょう。日本の政治は、コミュニケーションが取れていないがゆえの無駄。
  ウ~ン、でも、ギヴァーのコミュニティはいまいち意思疎通が取れていない? ジョナスがコミュニティを飛び出さざるを得なかったわけですから。 表面的にはすべてOKな社会ではあっても、矛盾を抱えていた。話し合いではとても解決しないレベルの。


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