★本ブログへのご意見・ご感想などは giverprojectjapan@gmail.com までどうぞ。


2011年12月19日月曜日

『ギヴァー』と関連のある本 77

今回紹介するのは、ジョナスとリーダーシップとの関連についてです。  本は、『リーダーシップの真実』(ジェームズ・クーゼス&バリー・ポズナー著)。
 前にリーダーシップの本をたくさん読んで『校長先生という仕事』という本を書いたことがあるので、気にはなっていましたが、ここまで関連があるとは思っていませんでした。

 なんと、ジョナスはこの本で紹介してある10の真実すべてを押さえているのです!!

第一の真実 違いを生み出す
第二の真実 信頼性がリーダーシップの基礎である
第三の真実 価値がコミットメントを推し進める
第四の真実 将来に目を向けるのがリーダーである
第五の真実 一人ではできない
第六の真実 信頼がすべて
第七の真実 挑戦から偉大なことが生まれる
第八の真実 模範によってリードしなければリードできない
第九の真実 最良のリーダーは最良の学習者である
第一〇の真実 リーダーシップとは心を通わすことである


 以下は、本を読みながらとったメモです。

32 日本には欠落しているロールモデル(実際に行動で示してくれる存在)!

37 模範的リーダーシップの5つの実践
  1. 模範となる
  2. 共通のビジョンを呼び起こす
  3. プロセスに挑戦する
  4. 人々を活動できるようにする
  5. 心を励ます

43 関係性(リーダーとフォロアーの)が鍵
      誠実である
      先が見える
      意欲を与えてくれる

127~128 「自己の最良のリーダーシップの経験」から導き出されたこと:
     ・ 逆境に対する勝利
     ・ 過去からの決別
     ・ それまで行われなかったことを行うこと
     ・ まだ発見されていないところへ行くこと
  これらは、すべて挑戦と変革に関わることだ → 『ギヴァー』のジョナス

  ものごとを同じ状態のままに留めることで、最良の自己を達成したと主張した者は誰一人いなかった。

  リーダーシップの研究とは、不確実性、苦難、分裂、変革、移行、復興、新たな始まりなど重大な挑戦のなかを、男と女がどのように人々を導くかについての研究である。それはまた、彼らが、変化に乏しい自己満足の時代のなか、どのようにして現状を揺るがせ、新たな可能性を覚醒させ、機会を追求するかについての研究である。

  「自己の最良」は、挑戦を脅威ではなく機会と見ることがいかに大事かを示す明らかな例である。

0 件のコメント:

コメントを投稿