★本ブログへのご意見・ご感想などは giverprojectjapan@gmail.com までどうぞ。


2020年6月19日金曜日

「課題図書」ないし「読書感想文」という問題


 五味太郎さんの本『じょうぶな頭とかしこい体になるために』の第3弾です。
 テーマは、「課題図書」ってなによ・・・?(課題図書の害について)です。
 これも、そのまま紹介した方がいいと思います。(画像をクリックすると、大きく見られます。)

 あなたは、五味さんの考えに賛成ですか? それとも、反対ですか?
 何らかの形で読書感想文に関わっているなら、今後はどのようなアクションをとりますか?

 こういう「些細」とも思われる一つひとつの事柄にこだわり、そして考え、アクションを起こすことが民主主義そのものであると同時に、民主主義の練習にもなるわけですが、机上の空論としてしか存在しない日本の民主主義は、いつまで経っても三権分立や選挙しか民主主義ではないと錯覚を起こしています(少なくとも、学校教育では? でも、学校で得た知識しかほとんどの場合、私たちはもち得ませんから、それが日本の民主主義を規定してしまっています!) その結果が、まともな選択肢が与えられていない中で、投票することで、無力感だけが毎回増強し、政治家不信と政治離れを起こしています。(今の政治家にとっては、その方が都合がいいので、それを維持しているのだと思いますが・・その意味で、日本の選挙は民主主義でも何でもないのかもしれません。単なる4年に一回の税金の無駄遣いのイベント(!)としか言えない気がします。それを皮肉って、あの井上ひさしは『吉里吉里人』の中で選挙ではなくて「タッチ制」を提唱したぐらいです。誰がなっても何も変わらないので、膨大な税金を無駄遣いする価値はないと判断していたのでしょう!)
 しかし、より大事なのは、今回のテーマのような読書感想文に対して、自分がどう考え、そして行動するかにあります。それが、より大切な民主主義の核となっていきますから。

0 件のコメント:

コメントを投稿