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2013年8月19日月曜日

「たったひとつの命だから」



 「たったひとつの命だから」をテーマにした朗読会+ピアノ演奏とハンドベル演奏会への誘いを受けました。

 その呼びかけ文には、「今、ニュースでは、いじめ、家庭内暴力、子どもの虐待、自殺など考えられない事件が増えています★。“いのち”とは何でしょう。“たったひとつの命”しかないのです。命が大切、そしてその尊さを今一度考え、求め、見つめてみませんか? ○○こだまの会では“いのち”と向き合わされた多くの方々の体験をもとにした内容を朗読し、命の大切さの重きをこだまさせたい!・・・と言う思いから、ボランティア活動として発足しました。多くの方々がご参加くださり、“たったひとつの命”、その命は大切だという思いをこだまさせていきましょう。忙しい日々の中、音楽と朗読で癒されるひとときをお過ごし下さい」とあります。

 まさにとても大切なこと!!!

 日時は、9月15日のお昼過ぎの2時間です。会場は、大阪府内。
 興味のある方は、連絡をください。

 そういえば、私が『ギヴァー』の再刊を決断した中には、この思いが確実に含まれていました。(本の中で扱われているたくさんのテーマの中でも、飛び切り重要なテーマのひとつですから。)

 しかも、このことをもろに表に出さなくても、思わぬ人に、そのメッセージが届く媒体ではないのかとも思いました。面と向かって言われたら、興味を示してくれなさそうな人にこそ届くことが大切ですから。

 ある意味では、前回の歴史認識と似ているところがあります。
 「8月15日」で集まる人たちや、その人たちが言うことは、決まっています。
 違う時に、異なる内容について(と同時に、同じ内容についても異なる角度から)考えることも、「8月15日」や「8月6日や9日」等にこだわり続けることと同じレベルで、あるいはそれ以上に大切だと思うのです。

 対象は誰なのか、そしてその対象に届くようにするためには、どういう方法を使うのがより効果的なのかをもっと考えないと、と自戒を込めて書いています。


★ ここには書かれていない類の“いのち”を大切にしない出来事も、この世の中にはたくさんあります。これも、角度や視点や枠を変えると見えてくることです。逆に言えば、変えられなければ、見えないこと。「知らぬが仏」で済まされるのでしょうか?

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