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2014年7月21日月曜日

丸山真男 2



政治に対して無関心や嫌悪の支配するところでは
民主主義の実質が否定され
政治家は独裁化し、ボス化する。 ~ 日本の政治そのもの?
独裁者は民主主義の敵であり
政治は形骸化される。 ~ ずっと、この状態が続いている
民主主義の実態は
プロセスを重視するのである。
討論が重視されるのである。
権力に対して常に
問いかけること
問いかけ続けることである。
         信濃教育会での講演より

 なんと、70年近くたっても、何ら変わっていない日本の政治!!!

『ギヴァー』のコミュニティでは、政治というか、コミュニティの意思決定は長老会に委ねられている。しかし、長老会のメンバーは聞くこと、見ること、そして話し合うことに重きをおいていることは伝わってくる。自分たちだけで決められない時は、過去のあらゆる事例に精通しているギヴァーのアドバイスを聞くことを含めて。
でも、彼らの決定を問いかける存在はいない!!

安保への政府の対応 を認めるならば、それは
権力がもし欲すれば、何事でも強行できること
つまり万能であることを認めることになります。
権力が万能であることを認めながら
同時に民主主義を求めることはできません。
                「選択のとき」より

 こちらも、55年何も変わっていない!

 そもそも、『ギヴァー』のコミュニティは民主主義を志向した社会なのかな?

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