このテーマ(1日の書き込み)に関連した協力者のTさんとのやりとりを紹介します。
2012年2月3日 Tさんより
カナダと日本の先生の調査結果がとても興味深いです。
日本が「思いやり」を重視するのは当然な気がしました。
私も小学校で「思いやり」が大事だと学んだ気がします、
道徳の授業で。
そして私もそれが当然だとずっと思っていました。
ですが、ブログを読み、
「大切なものを選び取る力」はすごくムズカシソウ、
と一瞬思いましたが、考えているうちにそれが結局
思いやりにつながるのかもしれない、と思えてきました。
最近読んでいる漫画に「疑うことは悪いことではなく、
無関心が一番悪い」というセリフがあり、書かれている
ことと同じことかな~と思いました。
2012年2月3日 ゲイブより
メール、ありがとうございました。
小学校で学んだのを覚えていましたか。
なんと言っても、全国の小・中学校の教育目標の3本柱の一つですから。
「考える子、思いやる子、鍛える子」です。
★ でも、その中身というか、どうすることが思いやりになるのか、教わりましたか?
私のときもすでに同じ教育目標ですから、唱えてはいたはずですが、何も身についた記憶はありません。(そうなんです、教育というのは変わらないんです!! それが最大の特徴と言えるかもしれません。)
1日の書き込みをしたきっかけは、○○県の教育委員会が、「思いやる気持ちを育てたい」と、南三陸町で「避難してください」を連呼して、たくさんの住民を救いながら、自分は津浪に飲み込まれた女性職員のことをビデオ化して県内の小・中・高に配ったというラジオ・ニュースを聞いたのがきっかけでした。
そんなことをすることが、教育委員会の優先順位で高いほうにあっては困るんだけどな~、という思いで。
Tさんが書いているように、確かに「大切なものを選び取る力」は「思いやり」につながると思います。
★ でも、逆は成り立つと思いますか?
つまり、「思いやり」からスタートしたら「大切なものを選び取れる」ようになるか、という質問です。
2012年2月3日 Tさんより
返信メールありとうございます。
★ でも、その中身というか、どうすることが思いやりになるのか、教わりましたか?
覚えてないです。
「相手の気持ちを考える」というものだったかもしれません。
ですが、今でもどうすることが思いやりになるのか分かりません。
○○県の教育委員会のビデオ配布の話は、知りませんでした。
あの出来事は思いやりを学ぶものではないですよね。
自己犠牲を正当化するのもいけないし。
そんなに軽々しく教材?にするのは、亡くなった方に失礼な気もします。
★ でも、逆は成り立つと思いますか?
つまり、「思いやり」からスタートしたら「大切なものを選び取れる」ようになるか、という質問です。
ああ、分からないです。
選び取れる時もありそうだし、取れない時もある気がします。
大切なものとは何なのでしょうか?
私にとって大切なものと世界にとって大切なものは違うようです。
原発事故で子どもを抱えて避難している人たちは、子どもが大切で、
子どもを大切にするために、安全安心な世界を作るために活動しています。
それが「大切なものを選び取る力」なのでしょうか?
でも、お年寄りの方が避難せずにいるのが少し違和感を感じます(リリース?)。
2012年2月5日日曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿