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2013年7月22日月曜日

自民、大勝!?



確かに。

しかし、投票率が低ければ、固定票のある与党と共産党が勝つことは、最初からわかっていたことです。
そして、その投票率は、なんと52.61%。

要するに、半分の人は、「どうせ投票しても意味がない」という判断をしているのです。

このことを、政治家やマスコミ関係者は考えたことがあるのでしょうか?

政治家は考えないでしょう。自分が議員になれるか、なれないか、しか考えませんから。
マスコミも、勝った負けたしか興味を持たず、投票率の低さの理由にこだわるところはありません。

要するには、国民の半分が「政治およびその報道のあり方に対して、No」を突きつけているのです。

今回、与党は121議席のうち76議席も取りましたから、62%で大勝です。
この数字だけを見れば。

しかし、投票しているのは半数の国民ですから、実際に支持しているのは、なんと33%に過ぎないのです。

33%でやりたい放題が、これから数年は続くことになります。

選挙に行かない人も、結果的に、それを選択したわけです。

繰り返しますが、その選択の最大の理由は、「政治およびその報道のあり方に対して、No」だったからです。もっと言えば、選挙するに値する候補者も政党も提供されていないことの。


『ギヴァー』の視点で、前々回の民主党の大勝や今回の自民党の大勝を見ると、それは単なる政治家たちやマスコミとそれを取り巻く人たちの「政治村」(これは、原発にまつわる人たちがつくっている「原発村」になぞらえてみました)の「政治ゲーム」というか「政治ごっこ」に過ぎないでしょう、と言われそうな気がします。そんなレベルのものを、いったいいつまで続けるというのでしょうか? 時間とお金の無駄遣いをしているだけなのが実態なのに。

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