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2013年7月17日水曜日

21日の選挙 と 長老たちの選出



 こまってしまいます。

 ここ1週間ほど、うっすらと悩んできました。

 いったい誰に、そして、どこに投票したものか。

 私の場合は東京都ですが、候補者も政党も乱立しています。

 しかし、(い)ないのです投票できる候補者も、政党も。

 これで、日本は民主主義の国です、と言えるのでしょうか?
 投票者にとって、投票できる候補者も政党もない状況なのに。

 それなら自分で出ろ、ないし創れ、というのかもしれません。

 しかし、この機能していない選挙制度の上に、機能していない議会(それが国会であろうと、都議会であろうと、市議会であろう)を知るにつけ、自分で出るないし創る人は、相当おかしな人と言わざるを得ない状況にあります。★

 そんな中で、いったいどんな選択肢があるのでしょうか?

 投票率は、過去最低が、すでに予想されています。★★

 投票率が低いとどこが有利かご存知ですか?
 自民党・公明党と共産党です。固定票があるので。
 他は、浮動票頼りなので、投票率が低いと負けることが、選挙の前からわかっています。

 ということは、選挙に行かないという選択は、与党に投票することと同じわけです。

 それがわかっているので、行かない選択肢はありません。

 原発問題を中心にしたエネルギー政策、憲法、防衛・外交、経済、福祉など、それなりに争点はあるのですが・・・

 あと2日半、悩みます。(悩むほどの価値のある対象ではないのが、残念です)

 『ギヴァー』のコミュニティの長老たちが、どうやって選出されているのかは、作者のローリーさんは書いてくれていません。想像するだけでも楽しいです。
 少なくとも、選挙ではなさそうな感じはします。騒音公害がないことは確実です。(どう考えても、あれをやり続けるというのは、レベルの低さ以外の何物も考えられません。)

 長老たちの会の持ち方も、多数決ではない気がします。おそらく、宮本常一が『忘れられた日本人』の中で書いてくれていた村の寄り合いでの話し合われ方に近いと思うのです。その地に居続ける者同士ですから、人間関係を悪くしないために、多数決は取れないのです。
 どちらが民主的なのか、と疑いたくなります。



★★ その責任の7~8割がたは、民主党にあります。
   あまりの期待はずれだったので、政治に対する期待が一気にしぼんでしまいました。
   そのしぼませた人たちは、一切責任を取っていません。そのことの自覚さえないと思います。

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