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2009年11月17日火曜日

大切な本のタイトル・コンテスト 

「タイトル」は、読み手が手にとって見たとき、買うか買わないかに関わる大切な部分の一つです。

ぜひ皆さんの“こだわり”のタイトルを教えて下さい。

少なくとも、講談社の前のタイトル(『ザ・ギバー -記憶を伝える者』)はナシですね。

たとえば、案としては以下のようなものがありえると思います。


The Giver -記憶を伝える者』
The Giver -記憶を受け継ぐ者』
The Giver -記憶を注がれる者』
The Giver -記憶を注ぐ者』
The Giver -記憶をつなぐ者』
『GIVER -記憶を注ぐ者』
『GIVER -記憶を注がれる者』
『ギヴァー  -記憶を注ぐ者』
『ギヴァー  -記憶を注がれる者』
『ギバー   -記憶を注ぐ者』

コメント欄に、ドシドシ書き込んでください!!

17 件のコメント:

  1. Niko-もも さんのコメント...

    タイトルですが、新たな視点として書き出してみます。

    「Thinking ジョーナス」「未来への創造」「記憶を注ぐ ザ・ギバー」

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  2. Niko-ももさん

    まったく新しい視点のタイトル、ありがとうございました。

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  3. 「君だ! ー記憶を受け継ぐ者」
    主人公は記憶を受け継ぐ方ですから、タイトルもそこをはっきりした方が
    いいかと思います。
    「ギバー」という音を日本語に置き換えてみました。

    「ギバー」→「キミダ」 …ちょっと苦しいかな。

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  4. 思いつきですが、

    記憶を紡ぐ『伝道師』・・・ギバー
    脳内〈記憶〉の語り部・・・『ザ・ギバー』
    ザ・ギバーの世界へ―受け継がれた記憶―

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  5. 小生なりに本質から考えてみると

    『The Giver -記憶:失われた世界への入り口』
    『The Giver -記憶:失われた世界への鍵』

    というような感じです。

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  6. 本のタイトルについてです。

    カタカナだと固有名詞ととられてしまうかもしれませんね。やはり、英語のまま、しかも、Theにも意味があると思うので(彼が唯一の存在という意味で)、The Giverが良いのではないでしょうか。

    それと、Giverがタイトルであれば、受け取る側という意味をもつ方は少し違和感があります。やはり、与える側というサブタイトルがいいと思います。

    案の中では、「注ぐ者」というのが一番しっくりきます。「伝える」、「受け継ぐ」の場合、特に、舞台となる社会でなくても、通常行われる単なる「継承」とあまり違いがないように感じます。

    「引き受ける」みたいなニュアンスが出る言葉がないかなあと考えてみましたが、ぴったりくるものを思いつきません。やはり、「注ぐ」かなあ。

    ただ、構成が講談社版と同じですね。思い切って、いわゆる意訳した「邦題」をつけるのもひとつかもしれませんが。

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  7. わたしは『The Giver -記憶を受け継ぐ者』
    がいいです。娘と相談したのですが、英字 そして 受け継ぐが本のイメージに合うように思います。

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  8. 『The Giver -記憶を伝える者』
    が、日本語の意味を考えたときにしっくりきます。

    『The Giver -記憶を受け継ぐ者』
    はタイトルとしては日本語がいちばんかっこいいと思いました。
    でも、受け継ぐ者はレシーバー?と思ってしまうのでは?

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  9. 新さん

    記憶を注ぐ者

    を希望します。

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  10. [案]の一つの『The Giver -記憶をつなぐ者』が新書名タイトルとして良いかと存じます。

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  11. ありがとうございます。

    タイトル♪ タイトル♪
    大事です!!

    何かひらめいたら、送ります。

     → 『GIVER -記憶を与えしもの』

        記憶を与えし者、汝の名はギバー

    記憶って、普通人から与えられるものではないという既成
    概念があると思うので、「伝えたり」「受け継いだり」「つなぐ」のはよくありがちだけれど・・・・
    「注ぐ」のはおもしろいけれど、この本のテーマは、記憶が誰かから(神かー?何者だー?)与えられていて、自分自身や社会が成り立っているという・・・空恐ろしい事実 = 実は今の自分達はどうなのよー・・・・と振り返らされる本では?

    読んでいないので推察ですが・・・・。

    本を読むのが楽しみなので、先に読みたくないのと、HPもネタバレしていそうなので、読むのも選別している位です。

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  12. 『The Giver-記憶の継承者』はどうですか。

    『The Giver -記憶をつなぐ者』もいいと思いましたが、「つなぐ」の漢字があった方が内容が伝わります。

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  13. タイトルが英語だと、
    それだけで読者を限定して、売り上げが落ちる
    ことを心配します。
    これは、出版サイドの方に相談してみればいいと
    思いますが、
    学術書じゃないのですから、
    日本語タイトルを中心にした方がいいように思います。

    先月まで、
    アフリカ・スーダン難民問題をテーマにしたアート映画
    「Sing for Darfur」を関西の10大学で無料試写会
    をしていまた。私がその責任者だったのです。
    その時に封切館の代表から、
    英語だと客が来ない。
    せめて、カタカナをつけると違う、
    というアドバイスをもらいました。

    実際にそうだったようです。

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  14. 『ギヴァー 記憶を注ぐ者』
    がいいです。
    講談社版は、ザがついていますし、原作にもThe がついていますが、邦訳としてはザがない方がシンプルかな、と思います。
    「記憶を伝える」はコトバのイメージが普通すぎる感じがします。
    「記憶を注ぐ」という表現は、小説の中の描写ともマッチする感じがします。ちょっと耳にしただけだと、「記憶を注ぐ?、何それ?」というふうに人は思うかもしれませんが、多少、そんな謎めいた表現がタイトルに含まれている方がいいように思います。

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  15. この本のタイトル『ギバー』を最初、見たとき、giver だと全く連想できませんでした。音韻論の専門家の視点からは、このように自分の知識の範疇にない音声連続(つづり)が入ってきた場合、日本人は擬声語・擬態語(あるいは外来語)と分類し、その次に何らかの語彙の連想から意味を類推しようとします。私の場合、おそらくは『キバ=牙』や『キラー=killer』あたりから、これを何やらグロテスクで鋭い怪獣かエイリアン的なものとしてとらえてマイナスのイメージを持った記憶があります。それと、表紙は敬遠したくなる図柄ですねー。

    ヒット商品のネーミングと音相(音の連想からくるイメージ)によれば、たとえ意味が悪いネーミングでも音の語呂がよければヒットし、内容や意味が良くても語呂が悪ければヒットしません。(『怪獣の名前はなぜガギグゲゴなのか』などの本が一般向けで読みやすいです。)

    新刊のタイトルは『ギヴァー』か『The Giver』にした方が、ウケそうな気がしましたね。できればたくさんの人に読んでもらってみんなでディスカッションとかできるといいですし。

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  16. 吉田新さんの紹介でこのページを初めて知りました。私が書き込む前のコメントを全て読み終わったうえで、①カタカナ、アルファベットは読者を制限する②ギバーの音の響きは良くなさそう③内容を知る上では副題が重要、といった感じがします。

    個人的にはそのことを踏まえ、ギバーを後ろに持ってきて『記憶を伝える者:GIVER』を提案します。

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  17. 上の方の案と重なるのですが、主題と副題を入れ替えて『記憶を伝えるもの ―The Giver(ギバー)―』などはどうでしょうか。

    復刊のために頑張っている皆さんの熱意に水を差すようで恐縮なのですが、個人的にはあまり旧訳とかけ離れない方が混乱をまねかずにいいのではないかという気がします。私の記憶では刊行当時児童文学に関心のある人にはかなり注目された作品であり、それなりに評価されている本であるはずですので。

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