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2011年5月26日木曜日

自己評価能力

 前回に引き続き、3月11日以前に書いておいたものです。


 評価のことをずっと考え続けてきて、やはり大切なのは、自己評価能力としかいいようがありません。

 その中には、自分で振り返れる能力や自己修正・改善能力、さらには主体的に行動することも含まれます。

 残念ながら、今日本で行われている教育の中には、この考え方は含まれていません。評価は教師(や上司)がするもんで、自分がするものとは思っていません。ましてや、アクションを起こすことなどは。知識をひたすら溜め込むことが目標ですから。(テストが終わってしばらくしたら、そのかなりの部分も消えてなくなってしまうことを多くの人が体験を通じて知っていることでもあります。)

 評価の仕方は、前回も触れたように、教え方と密接に関係しています。

 コインの裏表の関係にある、といった方がいいぐらいです。


 ジョナスのコミュニティでも、私たちの社会でも、振り返ることや、自己評価・修正・改善できる人、自ら考え、判断し、そして行動する人を育てることの大切さは認識されていません。ジョナスに起こったことは、「特別変異」と思えるぐらいです。それを可能にしたのは、いったい何だったのでしょうか?

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